OUR PEOPLE / 社員紹介

営業グループ積算チーム サブリーダー
田畑 浩一
  • 修成建設専門学校出身

新社会人のカルチャーショック

 私は専門学校から新卒で榎並工務店に入社しました。地元大阪に根付いたゼネコンで転勤がないこと、時代を先取りした取り組みに将来性を感じたことが決め手になったと記憶しています。
入社当初は驚くことがたくさんありました。まずは積算部門に配属されたこと。抵抗感はなかったものの、何をするんやろ?からのスタート。当時は今のようにパソコンがなく、すべて手書き手計算。電卓もレジのように大きくてね。アナログな世界でした。
もう一つ、仕事とは関係ありませんが、はじめてセルフ式の食堂を利用したこと。出てくるものを食べるのではなく、社会人は食事も自分で取りにいくのかと、カルチャーショックを受けたことを覚えています。

UPDATE:2021.05.19

昔は達成感、今は安堵感

設計図を頭の中で立体に変換しながら、使われている床材や壁材・照明の数などを拾い出し、必要な金額を算出するのが積算の仕事。規模にもよりますが、一件につき3.4週間で見積りを完成させます。若い頃は毎回、達成感を感じていましたが、最近は無事に終わったという安堵感の方が大きいですね。責任ある立場となり、作業ではなく成果を求められるようになったからだと思います。
積算の仕事が自分に向いているかどうかはわかりませんが、正直まだ、納得のいく仕事には到達していません。もっとできることがあると思っている。話し方も資料の作り方も、相手の反応を見ながら常に工夫をしています。

UPDATE:2021.05.19

30年で1142案件の積算を担当

私が初めて担当した案件は、当時、会社の向かいにあったケンタッキーの店舗。積算だけでなく、工事の仕組みや進め方など、見るもの知ることすべてが新鮮でした。最近の案件では、テレビCMで馴染みのある納骨堂の仕事が印象に残っています。
入社してから今までに担当した案件は、1142案件。入社当初からずっと記録し、リストを作成しています。もともとは、現場や営業からの問い合わせに対応できるようにと始めたことがきっかけ。名称、時期、住所、建物の種類、特徴など、検索しやすいようにエクセルでまとめています。自分がやってきた仕事が積み重なっていくことを実感できる効果もありますね。

UPDATE:2021.05.19

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