OUR PEOPLE / 社員紹介

建築グループ 所長
向井 芳人
  • 大阪工業大学出身

大手ゼネコンにはない魅力

建築の仕事をしていた父親の影響で、物心ついた時から木造建築に興味を抱いていました。寺社仏閣にも関心があり、宮大工になりたいと思っていた時期もありますが、大学での学びを機に、RC造の大きな現場に携わりたいと考えるようになりました。
入社を決めたのは、木造から鉄骨造・RC造と、さまざまな建物を手掛けている会社だったから。大手ゼネコンでは分業中心で、担当できる業務が限られます。その点、榎並工務店ではひとりで幅広い業務を経験することができ、より多くの実績を積めると思いました。当時は設計にも興味があったんですよ。いろんな可能性に挑める環境も魅力的でした。

UPDATE:2021.05.19

常に新しい挑戦ができる会社です

印象深いのは、初めて所長として担当した居宅の建物です。RC造の三階建、建築家の方のご自宅でした。自身の経験が浅いうえ工期がギリギリで、とてもしんどかったことを覚えています。完成した建物は、自分でも良くできたなという出来栄え。工事を進める難しさとやりがいを同時に味わうことができた現場でした。
また、10年ほど前に手掛けた大型複合施設は、大小のホール・図書館・集合住宅などがあり、かつて経験したことのない規模の大きさ。すべてが新鮮で、この現場で学んだことは今も仕事に活きています。
さまざまな建物に関わることができ、常に向上心を掻き立てられる。実績を積むたびに成長を実感できる会社です。

UPDATE:2021.05.19

託された思いに応えるために

 仕事で一番大切なことは?と聞かれたら、やはりコミュニケーションをとること。お施主さん、設計事務所、協力業者など、相手の思いや考えを汲み、意思疎通を図ることだと思います。その上で心がけているのは、相手にまっすぐ、正直に向き合うこと。私自身、実は話すことが苦手なのですが、話が下手でも相手にきちんと向き合うことはできる、そう思っています。
 ある老健施設を担当した時のこと。引き渡しの際に事業主さんが「念願だった建物をようやく建てることができた」と、涙ぐんでおられました。お客様に託された思いに応えるためにも、まっすぐ正直に、この姿勢はこれからも大切にしていきたいですね。

UPDATE:2021.05.19

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