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2026.01.29 0
外観[IMG_1845-43.jpg] 京都の街並みに溶け込む、歴史を感じる白い社屋。 ここが株式会社城南組の拠点です。 長年にわたり地域の建設に関わってきた会社で、建物にも落ち着いた風格が漂っています! 掲示板[IMG_1848-44.jpg] 入り口横の掲示板には、毎月新しい情報が掲示されています。 地域の出来事や社内の動き、雑誌掲載情報など、季節ごとに工夫された貼り出しが行い、訪れる人の目を楽しませてくれます。 この掲示板は単なる案内板ではなく、地域と社内をつなぐきっかけにもなっています! オフィススペース[IMG_1844-42.jpg] 社内に一歩足を踏み入れると、木の温もりに包まれたデスクや棚が並ぶ執務スペースが目に入ります。 長年積み重ねられてきた資料や書籍が整理された書棚は、城南組がこれまで築いてきた知識と経験の証です。 落ち着いた雰囲気の中にも、気張らない日常の空気が流れています。 [IMG_1877-64.jpg] 通路から作業場へ[IMG_1859-51.jpg] 社屋の裏手には、職人の手によって木工加工が行われる作業場があります。 工場の入口や通路には、職人道具や資材が整然と置かれ、城南組のものづくりの現場の息づかいが伝わってきます。 [IMG_1861-53.jpg] 工房内部[IMG_1873-62.jpg] 工房に足を踏み入れると、そこには木材や機械が所狭しと並んでいます。 長年の経験を活かした道具類と、木材の香りが混ざり合うこの空間は、ただの作業場ではなく職人たちの技が育まれる場所です。 [IMG_1870-60.jpg] [IMG_1868-58.jpg] さいごに京都の街並みに溶け込む歴史ある社屋、毎月掲示物が入れ替わる入口の掲示板、そして裏手に広がる職人の作業場。 城南組のオフィスには、ただ“働く場所”というだけではなく、ものづくりの現場と日常が自然につながる空気が流れています。 建築やものづくりが好きな方は、ぜひ城南組の仕事と空間の雰囲気を感じてみてください。 [IMG_1856-48.jpg] 説明会でも実際にオフィスを見てもらえればと思いますので、ご興味ある方は是非ご応募くださいね!
 
2025.10.17 7
働くことの意味や、成長の実感はすぐには目に見えないもの。  今回は入社10年目の先輩社員と、現場あがりで代表に就任した6代目社長が、人と組織の成長、次の世代へ受け継ぎたい想いについて語り合いました。   株式会社城南組 二条城の南に位置し、110年以上の歴史を持つ総合建設会社。住宅(伝統工法・在来工法)、マンション、公共施設、社寺建築など、あらゆる工事を手掛けています。   [IMG_2079-192.jpg] 右:上戸社長(2000年入社:京都建築専門学校 卒業)  左:山内さん(2015年入社:京都建築専門学校 卒業)   ◎日頃はどのようにコミュニケーションを取っていますか?   上戸社長: 会社では彼の机がちょうど私の前にあるので、顔を合わせる機会は多いですね。ただ、担当する現場が違うので、常に一緒に動いているわけではありません。とはいえ、工事の進め方や現場での判断については、日々いろいろ話しています。仕事の報告というより、ちょっとした相談や確認のやり取りが多いですね。   山内さん: そうですね。社長とは毎日顔を合わせますが、仕事の話を深くするのは必要な時にという感じです。現場で困ったことがあればすぐ相談できますし、判断に迷うときはアドバイスをもらっています。気軽に声をかけやすい距離感なので、安心して仕事ができています。 [IMG_2166-227.jpg]     ◎山内さんの入社当時は、どんな様子でしたか?   上戸社長: 正直、最初は「大丈夫かな、やっていけるかな」と心配していました(笑)。でも、思っていた以上にタフなところがあって、どんなに注意されてもめげずに現場に出ていたよね。10年で見違えるほど成長したと思います。   山内さん: 本当に分からないことだらけだったので、怒られても「???」という感じでした(笑)。でも、この業界は厳しいと分かっていたので、嫌だなとか辞めたいと思ったことはないです。とにかくやるしかない、という気持ちでいました。   上戸社長: 「お客様の財産を守る」という自覚や、油断が命に関わるという意識はこの仕事に欠かせないものなので、繰り返し伝えていたし、きつく注意したことも記憶に残っています。実は「あれは言い過ぎたな」と、反省していることもあるんですよ(笑)私もまだまだ進化しています。   山内さん: 現場を任されるようになって、あのとき社長が何を伝えたかったのか、自分ごととして理解できるようになりました。社長が「ちゃんと育てよう」と思ってくれていることは伝わっていました(笑) 感謝しています。   [IMG_2215-237.jpg]   ◎成長のターニングポイントは?    山内さん: 初めて一人で現場をおさめたときですね。わからない事ばかりなのに、自分で指示や判断をしなければならない。すごくプレッシャーがありました。自分がいなくなったら現場が止まってしまうから、逃げようとか、知らんふりをしようなんて思う余裕もなかったです。腹をくくることで乗り越えられたのだと思います。   上戸社長: あのとき私は工事部長で、直上の工事担当ではなかったけれど、心配していました。でも、あの現場で山内君は本当に成長したと思う。顔つきも業者さんとのやりとりも別人のようになったよね。   山内さん: それまでは人と話すことが苦手で、会話がうまく続かないこともあったんですが、現場が終わるころには相手の目を見て話せるようになっていて、自分でも驚きました。ひとつの現場をやり切ることで、自信がついたんだと思います。   上戸社長: 若いときのある時期に、しっかり踏ん張ってミッションをやり遂げる経験を積むことは、土台をつくるうえで本当に意味のあることだと思います。厳しい場面を乗り越えた人は、どんな状況でもぶれない。そういう芯の強さを持った技術者に成長してくれていることが、何よりうれしいですね。 [IMG_2182-231.jpg]     ◎ 会社の雰囲気や働き方は、この数年でどのように変わりましたか? 今後のビジョンは?   山内さん: 二年前、上戸さんが社長になってからガラッと変わりましたよね。休みが取りやすくなったり、お給料を上げてもらったり。以前より会社全体が明るくなった感じがします。資格取得の支援もしてもらって、本当に助かっています。   上戸社長: 社長になったとき、自分が若いころに「これはしんどいな」「おかしいな」と感じたことは、次の世代に引き継がないと決めました。小さな会社だからこそ、個人の事情を考慮する柔軟さは残しつつも、一人ひとりが公平・平等に評価される環境を整えたいと思っています。今のうちに制度や働く仕組みを整えて、次の世代にしっかりバトンタッチしたいですね。   山内さん: 僕たちの代になっても、社長と社員が気軽に話せる雰囲気や、風通し のよさは大切にしたいです。そういう距離感があるからこそ、安心して働けている気がします。   上戸社長: うれしいね。これからは若い世代が自分たちのカラーで会社をつくっていけるように、新しい仲間を迎えながら、さらに働きやすい環境を築いていきたいと思っています。 [IMG_1960-119.jpg]    ◎ 未来の仲間へ 学生のみなさんへのメッセージをお願いします。   山内さん: 専門学校では、図面を描く力を磨くといいと思います。現場では図面が共通の言葉になるので、自分の考えを人に伝えるときにも役立ちます。スケッチでもいいので、建物の納まりや形を描いて理解する力をつけておくと、現場でのコミュニケーションがスムーズになりますし、面白味を感じられると思います。   上戸社長: この仕事は、派手さはないけれど、時間をかけて積み上げるほどに味が出てくる仕事です。自分が携わった建物が形になり、人に喜ばれる瞬間を経験したら、きっとこの仕事を好きになるはず。若いうちはできないことが多くて当然なので、分からないことを素直に聞いて、吸収していく姿勢を大切にしてください。   現場は人と人で動く場所ですから、周りの人と関わりながら、一歩ずつ力をつけていってほしいと思います。城南組のこれからを一緒に創ってくれる人、いつでも会社見学にお越しください。お待ちしています。 [IMG_1950-115.jpg]
 
2025.10.17 3
京都・二条城の南で、一世紀以上にわたり街の暮らしを支えている建設会社があります。社寺建築から公共工事まで「できないことはない」というほど幅広い工事を手掛けながら、電球の取替や雨漏り対応など、暮らしの小さな声にも誠実に対応。 今回は「断らない建設会社」として信頼を重ねてきた株式会社城南組の6代目社長に、地域に根づく建設会社の仕事のリアルをお聞きしました。 株式会社城南組 二条城の南に位置し、110年以上の歴史を持つ総合建設会社。住宅(伝統工法・在来工法)、マンション、公共施設、社寺建築など、あらゆる工事を手掛けています。 [IMG_1761-20.jpg] 代表取締役 上戸 純 氏     “創業112年、街とともに歩む工務店” 城南組の歴史は、京都の建設業が統合された太平洋戦争中に始まります。当時、地域の大工たちが一つにまとめられた際、中心的な役割を果たしたのが初代・大西與三吉でした。誰かの名前を残して、後に争いになることを避け、二条城の南にあることから「城南組」と命名。以来、公共工事やご紹介による住宅案件を中心に、京都で実績を重ねてきました。   10年ほど前からは、より地元に密着した建設会社を目指し、社外掲示板での情報発信や、社屋の一部を開放しての「感謝祭」などの取り組みも行っています。「感謝祭」では、DIYに重宝する木材の端材やタイルなどを提供。400人ほどの方に来場いただき、地域のみなさんに喜ばれるイベントとなっています。 [IMG_1845-43.jpg] “雨漏りから珍案件まで、“断らない”姿勢に信頼が集まる” 私たちが日頃から大切にしているのは「頼まれたことは断らない」という姿勢です。それは難度の高い仕事だけでなく、小さな修繕ひとつに対しても変わりません。電話をいただいたら、どんな些細なことでもまずはお伺いして、顔の見える対応をするよう心掛けています。   また、この辺りは築200年を超えるような家屋や建物も多く、雨が降ると雨漏りや水漏れの修繕依頼が相次ぎます。屋根全体を直すような仕事はまれで、「瓦を一枚交換する」レベルの作業がほとんど。過去には天井裏で「イタチ」と格闘したり、「ハクビシン」を捕獲して動物園に届けたりしたこともあります。  [IMG_1784-31.jpg] 「それが建設会社の仕事?」という声も聞こえてきそうですが、住まいの安全を確保することは建設の役割とも言えますし、誰かが困っていたらできる範囲で手を貸すのが城南組のスタンス。お付き合いが進むうちに「せっかくだから壁をきれいにしようか」「屋根も替えようか」と、リフォームや改修に発展することも少なくありません。     “京都ならではの「伝統工法×在来工法」” 歴史の長い住宅が多く並ぶ京都では、建物の造りや工法もさまざまです。古くからの家屋では日本古来の「伝統工法」が用いられ、近年に建てられた住宅では「在来工法」が主流となっていますが、こうした異なる工法が入り混じっているのが京都の住宅の特徴であり、修繕や改修の際にはその違いに対応することが求められます。  [IMG_1885-67.jpg] ※伝統工法とは 昔ながらの大工の技術で、釘をほとんど使わず、木材同士を「継ぎ手」や「仕口」と呼ばれる技法で組み合わせて構造をつくる工法です。家の中心には太い「大黒柱」が立ち、そこから周囲の柱に向かって何本もの梁(はり)をかけて建物全体を支えます。構造全体で力を分散する仕組みのため、一部だけを取り替えるのが難しく、修繕といっても柱を残してすべてを組み直す“建て直し”に近い大掛かりな工事になることが多いのが特徴です。   ※在来工法とは 現在主流の木造軸組工法で、基礎の上に柱と梁を立て、金物でしっかり固定して建物を構成します。部分的な修繕や間取り変更にも対応しやすく、水回りのリフォームや内装の改修なども比較的容易に行えるのが特徴です。伝統工法の建物を改修する際には、この在来工法を一部に取り入れて“ハイブリッド構造”にすることで、耐震性を高めつつ昔の趣を残す施工も可能です。     “会社の個性は「無色」何色にも変化できるのが強み” どんなことにも対応するのは日常のトラブルや困りごとだけでなく、新築や公共工事といった大きな案件に対しても同様です。城南組は「和風建築専門」「デザイン重視」など、独自のカラーを打ち出していません。自社の型を決めず、お客さまから「こういうものをつくりたい」と言われたら、和風でも洋風でも、求められるものを形にします。純和風の家と同時進行で、ヨーロピアン調の家を手がけることもあり、どんなジャンルであってもノーと言わない。やったことがない領域でも、その都度学び、できるようにするのが当たり前だと思っていますし、そこに楽しさもあると感じています。そもそも何でも作るのが建設会社。求められるものに真摯に向き合う姿勢こそが、城南組らしさなのでしょう。  [IMG_1905-81.jpg]   “学生のみなさんへメッセージ” 建設の仕事は正直、全体の9割が大変なことです。でも、残りの1割の喜びには、それまでの苦労をすべて吹き飛ばす力があります。お客様との打ち合わせや予算決め、竣工までを一人で手がける過程を経験すれば、きっとその意味を実感できるはず。 そこに到達するまでは覚えることや身につけることも多いですが、せっかく建設の道を志したのであれば、その楽しさを味わえるまで、少しの期間踏ん張ってみてはどうでしょうか。私たちもみなさんの成長にしっかり伴走していきます。もっとリアルな現場の様子や仕事について興味がある方は、いつでも見学に来てくださいね。