2022年、アルテクスは設立から20年目の節目を迎えます。
この20年、同社の主力事業であるIT・技術領域は急速な進化・発展を遂げる一方、
リーマンショックによる需要縮小をはじめ、制御系技術者の人材不足など
様々な困難に直面してきました。
アルテクスは、どうやってこうした困難を乗り越えて今も成長を続けているのでしょうか?
今回はお二人に詳しくお話を伺います。
■取締役社長 末次 正敏
■関東支社支社長 兼エンジニアリング部 統括部長 松野一美
代表の末次氏はこのように語ります。
「当社は、技術者の会社として常に挑戦し、
活力ある会社を継続することで地域社会貢献を目指してきました。
当社の強みは、制御系・ハード・ソフトの各技術者が高いスキルを持つこと。
さらに社員一人ひとりが自分の能力を自由に発揮できるよう、働き方や環境、
将来のキャリアパスなどあらゆる面で長年に渡り調整してきた点にあります。
こうした取組によって、社員が長く安心して活躍できる会社をここまで創り上げてきました。
例えばリーマンショック時、経営的に大きな影響を受けながらできる限り雇用を守りつつ、
将来再び同じような状況になっても対応できるよう、受託開発だけでなく
客先への技術者派遣事業も拡大したり、介護事業を新たに立ち上げるなど
経営の多角化を進めたことや、
技術アウトソーシング企業として社員規模は少ないですがその分、
社員一人ひとりに対してできる限りサポートする時間を取れるようにしていることが
会社の成長につながってきました。」
関東支社支社長 兼エンジニアリング部 統括部長の松野氏は
「私も時間があれば、社員と直接面談したり、サポートを行っています。
つい最近もたまたま1日で3名の社員と面談しましたし、健康面で悩みを抱えている
社員に対しては、本人と一緒に病院に行って医師から説明を受けて、
最適な働き方等を一緒に検討しました。
せっかく縁があって当社に入ったのだから、できる限り長く勤めてほしいという思いから、
できることは何でも対応します」
と、社員に対する思いについて語っています。
また同社は様々な業界・企業と取引していることから、
数多くのプロジェクトやポジションがあります。
そのため、仮に最初に配属されたプロジェクト・ポジションがマッチしていなければ、
その人に合わせたキャリアアップを支援し、スキルをつけたうえで次のところにアサインします。
今後の目標として、末次氏は
「5年後に年商50億円、そして上場を目指すことによって、
より社員の労働環境や待遇改善を図っていきたい」と語っています。
そして松野氏からは、これから入る方へのメッセージとして
「FA業界、ならびに制御系技術者は今、圧倒的に不足しています。
だからこそ今、制御系の分野で経験を積むことで専門スキルを習得できれば、
市場価値の高い技術者となって長期的に活躍できるチャンスがあります。
ぜひチャレンジしてください」
と呼びかけています。
これからも社員一人ひとりを大切にしながら、安定した成長を目指すアルテクスの今後に注目していきたいですね。