工事は事前の計画をもとに、要所・要所で打ち合わせと確認をしながら進めます。狭い現場では材料搬入の業者が重ならないように、また、複数の協力会社が入る現場では重機を使う順番を決めるなど、工事がスムーズに進むための交通整理も現場監督の大切な仕事です。どんなに計画的に動いていても、多くの人や組織が関わる以上、不測の事態をゼロにするのは不可能なこと。だからこそ、想定できる範囲内での準備や段取りをきちんと済ませておくことは重要。念入りに準備しつつ都度状況を把握し、臨機応変に対応する力は、この仕事をする上で欠かせないスキルではないでしょうか。
UPDATE:2020.10.14
私はどちらかと言うと、慎重に物事を進めるタイプです。そのためでしょうか、これまでに大きな失敗をした、という記憶がありません。失敗によっては取り返しつかないこともある、という考えが、念入りな準備や確認につながっているのだと思います。一方で、過度な心配によるストレスを回避するため、準備や確認のあとは「これだけやったから大丈夫!」と自分に言い聞かせることも忘れません。不安を抱えたままでは、それこそ失敗や事故のリスクも高くなりますからね。自分では自覚がないのですが、周囲からは「細やかな対応が助かる」と言っていただくことも。みなさんも自分の特性を、うまく仕事に活かして活躍してください。
UPDATE:2020.07.16
施工管理は、おそらくみなさんが思っている以上に“人との会話”が多い仕事です。お客様や役所との打ち合わせ、協力会社との折衝、職人さんとの話し合いなど、毎日どこかで誰かとの会話が生まれています。この記事を読んでいる人の中には、人見知りをするとか、上手く話せないと不安に思っている人もいるでしょう。でも、大丈夫。コミュニケーションの基本はまず聞くことなので、「何でも話して下さい、教えて下さい」という気持ちで接すればいいと思います。人は皆それぞれ価値観が違うからこそ、人の意見に耳を傾けること、自分の意見を伝えること、両方大切。難しく考えずにまずは「聞く」ことから始めてみてくださいね。
UPDATE:2020.07.08
私は中途採用でこの会社に入社しました。同じ施工管理職からの転職ですが、手広く大きな案件を手掛けている点が淡路土建の魅力。実際、入社してからの7年間でさまざまな現場を経験しました。一番印象に残っているのは、淡路県民局の新築工事です。JV(ジョイントベンチャー)と言って、複数の企業が協力して行う大規模工事。工期が短いうえ、初めて経験する構造で試行錯誤の連続でしたが、他社から学ぶことも多く成長を実感できた現場でした。着工から完成まで自分の裁量で現場を動かして結果を出す。それがこの仕事のやりがいです。
UPDATE:2020.07.01