■建築や土木とは大きく異なる内装施工の世界
オフィスビルやマンション、戸建住宅の大枠を作る建設施工管理や、道路、橋、トンネルなどの土木工事を行う土木施工管理など、「施工管理」と呼ばれる仕事にも様々なジャンルがありますが、Blickでは店舗やショールーム、文化施設、展示会のブースなど、施設内の空間を創り出す内装領域を専門に扱っています。
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施設内でビジネスや社会活動を行う施主様にとっての内装は、施主様の会社のCI(コーポレート・アイデンティティ)、ブランドや商品のVI(ビジュアル・アイデンティティ)を象徴するものの一つです。当然、プロジェクトに参加して施工提案や施工管理を行う際には、施主様の会社のイメージ、ブランドや商品のコンセプト、空間や体験を通してエンドユーザーに伝えたいイメージなどへの理解が必要不可欠となります。建設や土木の施工管理以上に繊細な感覚やクリエイティビティが求められる仕事と言えるでしょう。
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たとえばハイブランドの店舗とミドルブランドの店舗では、使用する壁紙や資材の選択肢を変えていく必要があります。また、同じハイブランドであっても演出したい世界観の違いを感覚的に理解し、使用する塗料の種類や塗装の方法を検討していかなければなりません。決して簡単な仕事ではありませんが、施主様やクライアントが求める世界観を実現し、想像以上のアウトプットを提供し続けることで、「Blickは当社のCIを理解してくれている」「Blickに頼めばブランドの価値を高めてくれる」といった形で信頼いただけるようになり、継続的なお付き合いが続いていきます。施主様やクライアントからそのような評価をいただけた際には、内装施工のプロフェッショナルとして大きなやりがいを感じることができます。
また、内装完成後、自分たちが創り出した空間の評判や成果・効果を肌で感じやすいことも内装の仕事の魅力です。施主様の使い勝手に関する感想、店舗や施設を訪れる人々の反応、年々変わっていく店舗の進化や変化に触れるたびに、自分が手掛けた仕事への誇りが持てるようになるはずです。
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■現場の施工管理だけにとどまらないBlickの内装施工ディレクターの仕事
私たちの仕事は着工後の施工管理だけではありません。Blickの内装施工ディレクターは、プロジェクトの企画段階からミーティングに参加して、施主様やクライアント、設計士、ディレクターなど意見を交わし合います。内装施工の専門家としての立場から企画やデザインの実現性を検討し、施工に関わる様々な提案を行います。企画やデザインが固まった後は、予算やスケジュールに基づいて施工に関する様々な手配を行い、プロジェクトチームを組成。着工後は現場に赴き、工事全体の工程・品質・原価・安全の管理(一般的な施工管理フェーズ)を行うなど、プロジェクトの開始から終了までの進行全般をトータルでマネジメントしていきます。
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