新しい職場における、不安や悩みは少なからず発生します。
派遣会社という特性上、取引先がどういったスキルや成果を求め、いかにそのニーズに応えていくかも重要です。当社では、エンジニア1名に対し、「営業」と「技術アドバイザー」の2名でサポートする体制が整っています。
今回は特に「技術アドバイザー」について説明していきます。
「技術アドバイザー」はITのプロであることはもちろんのこと、派遣特有の業界特性の理解があり、技術的なサポート以外にも、キャリア相談やメンタルケア、コーチングなども実施できる経験とスキルが要求されます。
エンジニアからすれば、そういったことを一手に相談できる頼れる存在が「技術アドバイザー」です。
「技術アドバイザー」の具体的な業務内容は多岐にわたっており、エンジニアに対しての技術的なサポートはもちろんのこと、組織の中でうまくやっていくにはどうすればいいのかというアドバイスもしています。そのほか、取引先面談の指導や人間関係の相談、教育や育成、エンジニアの性格やスキルを把握した上で技術が活かせそうかどうかといった観点での助言なども行なっています。
それらを可能にしているのは、受け入れ先として多くの派遣会社および派遣社員と関わってきた、35年の経験です。
当社の「技術アドバイザー」は大手企業のエンジニアとして35年の経歴を持っており、もともとは派遣社員を受け入れる側でのキャリアを積んできました。
だからこそ、取引先としては派遣社員がどう頑張ってくれるのが嬉しいのか、何を期待しているのかがわかるので、声にならないニーズを汲み取り、エンジニアに適切なアドバイスができるのです。
そして、コロナ禍で派遣社員がコロナになってしまって長期休みにならざるを得なくなってしまった場合や、精神的な不調で出社が難しくなってしまった場合なども経験し、そんな時、「エンジニアは心細いだろう。こういったフォローがあったらいいのではないか」など、エンジニア側のニーズ理解にも努めてきました。
そんな経験豊富な「技術アドバイザー」にLINE WORKSでいつでも気軽に相談できるのが一つの魅力です。
毎日のように、技術的なことから、人間関係の悩み、健康状態、自主学習や今後のキャリアについてなど幅広い相談が寄せられています。
「技術アドバイザー」として大切にしていることは、「本人のなりたい未来を聞いて、その目標から逆算した時にどんな勉強をしておくといいか、そこに到達するにはどういったスキルや資格が必要なのかを具体的に伝えていくこと」。
そして、いつもに伝えているのは、「現場でうまくやっていくためには漠然と作業を受けるのではなく、依頼内容について5W1Hを基本にしっかりヒアリングをし、もし自分のスキルで難しそうな場合はちゃんと最初に担当者と擦り合わせて、合意をしてから作業に取り組むこと」。
当社では、経験豊富で、取引先のこともエンジニアのことも理解している「技術アドバイザー」がサポートしてくれるので、安心して成長できる環境を整えています。