ハレクラニ沖縄は、世界一流のホテルやレストラン、スパの格付けを行う「フォーブス・トラベルガイド2022」から「ホテル部門」において4年連続で最高評価の5つ星を獲得し、「フォーブス・トラベルガイド2024」から「スパ部門」でも2年連続で5つ星を獲得。豪華な施設と美しいロケーションで知られるリゾートホテルです。しかし、その魅力はそれだけではありません。今回は、実際に働く若手社員3名に集まってもらい、ハレクラニ沖縄で働く魅力や成長の実感について語ってもらいました。各部門で活躍する3名にお話を伺い、現場目線での本音をお届けします。
左から、
●永田 紗里奈(ながた さりな)さん 料飲部 オールデイダイニング ハウス ウィズアウト ア キー サーバー/2022年4月入社/インターナショナルエアアカデミー出身
●岡田 輪(おかだ りん)さん 宿泊部 ハウスキーピング/2023年4月入社/国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校出身
●磯嶋 悠衣(いそじま ゆい)さん 調理部 日本料理青碧蒼/2022年4月入社/中村調理製菓専門学校出身
Q:今の部署に決めた理由は何ですか?
岡田さん:入社後、宿泊部と料飲部を2~3ヶ月ごとに回ることができるジョブローテーションがあり、実際に電話対応(代表電話)やハウスキーピングを体験しました。最初、ハウスキーピングの仕事は清掃がメインかと思っていましたが、実際には奥が深い仕事で、客室をリペアしたり壁を磨いたりと多岐にわたる業務があり、自分でクリエイティブにできる点が魅力的に感じたんです。料飲部も経験しましたが、やはりハウスキーピングの楽しさが忘れられず、本配属で戻ることを決めました。僕にとっては、今の部署は仕事も楽しく、人も良くて、一番の部署だと思っています!
永田さん:私も自分の部署が一番だと思っています!笑
今「ハウス ウィズアウト ア キー」というオールデイダイニングのサーバーを担当しているのですが、同じようにジョブローテーションで各部署を回ってみて、体育会系のノリで仲が良く、忙しい中でもみんなで楽しむことができる環境が自分に合っていると感じて、今の部署に決めました。本当に「いい人」で溢れていて、人間関係も良く、教育熱心なスタッフが揃っているのが魅力ですね。
磯嶋さん:私はもともと、和食の調理師として入社しました。なので、2人と違って4月から本配属でした。
入ってみたら2人と同じく、本当にみんな「いい人」で、ここまで続けられているのは、和食の技術を学べるのが楽しいというのもありますが、人間関係が良いというのが一番ですね。
Q:仕事の楽しさはどんなところですか?
永田さん:忙しさを一緒に楽しめる仲間が集まっているところですかね!
私の部署は体育会系が集まっていて、忙しいとまるで運動会みたいになるんです。ランナーズハイではないですが、みんなでその忙しさを楽しんでいます。
もちろん、そればかりではなくて、マネージャーがペンションを借りてくれて、コスプレ飲み会をやるなど和気あいあいとした楽しさもあります。
岡田さん:僕は、毎日が楽しくて面白いと感じながら仕事をしています。なぜなら、毎日違うお客様がいらっしゃるので、「今日のお客様にはどうしたら喜んでいただけるか」を考えながら仕事をするのが楽しいからです。それがうまくいって、お客様に喜んでもらえると、すごく嬉しいんですよね。寝る前には「この対応したとき喜んでもらえたな」「あれはすごく褒めてもらえたな」と、関わってくださったお客様のことをよく思い出していますね。
磯嶋さん:私の場合は、2ヶ月ごとに懐石のメニューが変わるので、そのたびに自分の知らない料理が知れたり、新しい料理を覚えることができたりするのが楽しいです。知識が増えるとともに、料理の腕が上がる実感があり、その成長を感じながら仕事に取り組んでいます。
Q:仕事で大切にしていることは何ですか?
永田さん:私が大切にしているのは、ズバリ「笑顔・コミュニケーション・思いやり・気遣い」です。印象深い出来事として、以前お子様を亡くされて、机にお写真を置いてお食事されているお客様がいらっしゃいました。その時、お子様の分のお飲み物やデザートも提供させていただいたんです。その時、すごく喜んでいただけたのを覚えています。
岡田さん:僕は、偏見を持たずに、お客様一人ひとりに接することを心掛けています。例えば、少し怒りっぽい方やせっかちな方もいらっしゃいますが、どんなお客様でも、その人に合わせた対応をすることで、より良い関係が築けると思っているからです。ハウスキーピングはお客様と直接関わる機会が少ない分、お客様と関われるタイミングはすごく大事にしています。
磯嶋さん:調理師はお客様と直接接することが少ない分、コミュニケーションを大切にしています。アレルギーなどの特別な配慮が必要な場合もありますし、お客様の顔が見えないからこそ、サービスとコミュニケーションを取って、お客様の顔を想像しながら、料理の出来栄えのチェックなど丁寧に作業するようにしています。
Q:成長を感じたことは何ですか?
岡田さん:僕は、仕事をしていく中で、心の余裕が持てるようになりました。学生時代は目の前のことにいっぱいいっぱいで人を頼ることができなかったんですが、今は周りを頼ったり、自分を客観的に見たりすることができるようになりました。地元に帰ったときには、親や友達から「落ち着いたね」と言われ、プライベートでも余裕が持てるようになって落ち着きが出たんだと思います。
永田さん:自分がトレーニングをする立場になって、成長できたんだなと感じましたね。トレーニングを任せていただけたのは、ソムリエの資格を取得できたことも一つあるのかと思うのですが、それは会社が講師をお招きして勉強会を実施してくれるなど手厚くサポートしてくれたおかげだと思っています。4月からはハワイ研修に行かせていただく予定で、この会社は成長のサポート含めて、自分たちにすごく還元してくれていると感じています。
磯嶋さん:仕事以外の面で、最初は、友達も知り合いもいない土地でのはじめての一人暮らしで苦労もしましたが、今では自立できたと思います。沖縄の人たちは本当に温かくて、周りにも恵まれて、生活しやすい環境だと感じています。
Q:この業界で長く活躍する秘訣は何ですか?
磯嶋さん:体力はとても大事だと思います。特に繁忙期は体調管理が重要なので、体力をつけて、健康を維持することが良いサービスを提供することにつながると思っています。
永田さん:自分にあった環境を見つけることだと思います。
私はハレクラニ沖縄じゃなかったら正直ホテル業界にはいなかったと思っています。
しかも、ここはジョブローテーションでいろんな部署を回って、自分に合った部署を見つけることもできるので、すごくありがたい仕組みだと思っています。
岡田さん:僕は「笑顔」と「挨拶」ですかね。すごく基本的なことなんですが、だからこそ疎かになりがちだと思うので、徹底できている人が目立つ部分だと感じています。実際、自分自身「笑顔」と「挨拶」だけで周りの部署の方からも認知されて、それだけで輪が広がったと感じています。
Q:ハレクラニ沖縄のおすすめポイントやアピールポイントは?
岡田さん:一番思うのは、上長とも隔てなく会話ができることですね。思ったことを言っても嫌な顔をされることがないので、意見を言いやすい環境です。「いい人」が多いのはもちろんですが、「悪い人」がいない職場だと感じています。
永田さん:「いい人」が多いのはもちろんなのですが、サポートの手厚さと意見を汲み取ってくれるところも良いところだと思っています。オーナー会社が三井不動産ということもあると思うのですが、トレーニングも手厚いですし、こうして欲しいという思いを良く汲み取ってくれると感じています。
自分の話ではないですが、レストランのレセプションやロビーなどのアルコールボトルにスタッフと同じユニフォームを着せているのはスタッフの意見から始まったと聞いています。ほかにも、朝食にお並びになっているお客様へのコーヒーサービスなども現場の声から始まったそうです。
磯嶋さん:2人が言ってくれたこと以外ですと、働くホテルの環境自体が整っていて、ストレスなく仕事ができる点が良いところだと思っています。何か不具合があった場合、すぐに対応してもらえるので快適に働けていますね。
Q:学生のみなさんへのメッセージをお願いします
岡田さん:ハレクラニ沖縄に決めたのは、説明会で楽しそうにホテルのことを説明してくださっていたのがまさに「いい人」で、ここだ!と思ったからです。ぜひ説明会を一度聞いてみていただきたいです。そして、ぜひ笑顔で元気な人をお待ちしています!そんな人と一緒に切磋琢磨しながら働けるのを楽しみにしています。
磯嶋さん:私は、面接で画面越しからもにじみ出ていた人の良さを感じて、この会社を直感で選びましたが、実際に働いてみてその直感は正解だったと思っています。皆さんも時には直感も頼りにしてみてもいいかも知れませんよ?
永田さん:いろんな就職先があると思いますが、自分に合った職場を選ぶことが大事だと思っています。だからこそ、まずはハレクラニ沖縄の人や空気を感じに、ぜひ一度来てみてください!