「最高の自分を発揮できる環境への取り組み」 ハイアット リージェンシー 京都

2024.10.10 10
ハイアット リージェンシー 京都では、「私たちは思いやりの心で、相手の最高を導き出します」というパーパス(企業理念)のもと、従業員一人ひとりが最高の自分を発揮できる環境づくりに力を注いでいます。

今回は、その象徴的な取り組みである「サービスコーチプログラム」に焦点を当て、人材育成への取り組みを通じて、若手社員も活躍できる場が広がっていることをご紹介します。
 
 
私が紹介します! 】

山内里映 (人事部 採用・人材開発マネージャー)2006年入社

専門学校卒業後、新卒でハイアット リージェンシー 京都の開業メンバーとして料飲部東山サービスに入社。翌年宿泊部へ異動後、約10年間にわたり、フロント、ベルキャプテン、デューティマネージャー、ナイトマネージャー、スパレセプションなど、宿泊部のさまざまなポジションでキャリアを積み、その後は総支配人室秘書と兼務して VIPリレーションズも経験。

「組織と従業員をつなぐ架け橋になりたい」との思いから人事部へ異動し、「サービスコーチプログラム」の導入から運営まで携わり、現在に至る。プライベートでは7歳と4歳のわんぱく男子の母。

 
 

一人一人がパーパスの体現者に!「サービスコーチプログラム」とは


2024年1月にスタートした「サービスコーチプログラム」は、現場で活躍し、各部門から推薦されたメンバーを対象に、経験やスキル、知識を他の従業員に伝えるためのトレーニングを行い、修了した彼らが人材育成に関わっていくものです。このプログラムには入社2年目の若手から10年以上のベテランまで、幅広い経験を持つ社員が参加しています。
 
サービスコーチの目指すところは、単に知識・経験を伝えるだけでなく、従業員が日常の業務において「誠実さ」「尊重」「共感」といったハイアットの価値観を自ら発揮して、人材育成に関わるようになることです。

たとえば、現在進行中のプロジェクトである「電話応対トレーニング」は、各現場のニーズを反映しつつ、業務に支障をきたさないように効果的にスキル向上を図るよう配慮しながら企画が進められています。

 

プログラムの運営体制


「サービスコーチプログラム」の運営には、総支配人が強い熱意を持っているだけでなく、各部門の部長やシェフ、マネージャーも関わっています。部門から選出されたサービスコーチはその部門の代表として部門長を含めたチームの声を吸い上げ、課題やトレーニングニーズを見つけます。

それらを用いて集まるサービスコーチミーティングでは、立場や年齢に関係なく素直に意見を発し、交わす場としています。

ハイアットのパーパス「思いやりの心」は、日々のコミュニケーションや継続的なサポートを通じて、信頼関係を育むことが重要であり、このプログラムを通して部門を越えたコミュニケーションを図り、サポートし合える関係性を構築することで、パーパスの実現を目指しています。
 



親しみやすさとつながりを大切に、挑戦を続けていく


ハイアット リージェンシー 京都では、「ファミリーのようなつながり」や「親しみやすさ」を大切にしています。

現在、「サービスコーチプログラム」の中ではバックオフィスに組織図を設置し、各部門やチームのメンバーがどんな役割を担っているのか?を視覚的に紹介するプロジェクトが進行中です。

これは、従業員同士が互いをよりよく理解し、協力し合うための取り組みです。組織図の配布や名簿だけに頼らず、より親しみやすく、実際に顔の見えるコミュニケーションを促進することを目指しています。 
 
また、ハイアット リージェンシー 京都では、挑戦することを推奨し、失敗を成長の糧とする”Test and Learn”という考え方を持っています。「サービスコーチプログラム」もその一環として、スタッフが安心して新しいことに挑戦できる環境を提供し、失敗を恐れず前進できるようサポートしています。

このような挑戦と学びの繰り返しから、従業員は自己成長を遂げ、チーム全体の力も向上すると考えます。 
 

「サービスコーチプログラム」は始まったばかりですが、まずは「みんなで何ができるか?」という視点、”Test and Learn”という考え方を大切にし、このプログラムを育てていきたいと思います。