「大手企業は安定していそう」
「中小はいろいろな仕事を任せてもらえそう」
――就職活動で直面する「大手 or 中小企業」という選択肢。
今回は、大手ゼネコンから小さな工務店まで、建築業界を幅広く経験してきたいち徳株式会社の寺本一徳社長に、その違いをお話しいただきました。
[IMG_0294.jpg]
経験豊富な寺本社長ならではの内容!
建築系の進路を考える学生さん必見です!
■ 大手企業の魅力は「安定感」と「スケール感」
寺本社長は、「大手ゼネコンの魅力は“スケールの大きな仕事”に関われることですね」と話します。大手ゼネコンでは、全国規模、時には海外も関わるような大規模プロジェクトに関われるチャンスがあり、プロジェクトの上流を担当しながら、何年も工期をかけ、町のランドマークとなるような建物に携わることもあります。
また、大手ゼネコンでは教育制度や研修が整っているため、新卒社員でも段階を踏んでスキルを身につけることができます。休日休暇制度なども充実しているため、職場としての安定感は抜群です。家族や周囲の理解を得やすいというメリットもあります。
[IMG_0027.jpg]
一方で、業務が専門的に細分化されているため、「自分の仕事の領域を超える」ことは難しいという一面も。今自分がしている仕事が、プロジェクトのなかでどういうプロセスにいるのかが見えづらく、知識や技術に偏りが生まれる可能性もあります。一度キャリアを築くと、その分野に特化する傾向がありキャリアアップが難しい側面もあります。
■ 中小企業の魅力は、「建物プロになれる」ことと「スピーディーに成長できる」こと
一方で、中小企業にはまた違った面白さがあります。
「とにかく早いうちからどんどん任せてもらえるのが中小企業の魅力です」と寺本社長。
実際にいち徳建設では、2~3年目から現場を任されることもあります。お客様との打ち合わせ、協力業者の選定、スケジュール管理など、幅広い業務に早い段階から関わることができます。こうした経験を通して、建築の全工程の知識や技術を身に付けられるのも特徴です。
「成長スピードがとにかく早い。本人のやる気があれば、どこまででも挑戦できる環境です」。
[IMG_0203.jpg]
なんでも任せてもらえる環境、権限と自由度があるということは、業務量が多くなり、責任も増えるということでもあります。スケジュールや工法を自分でクリエイティブに組み立てられるからこそ、判断力や実行力、管理能力も求められます。
そのぶん、プロとして一人前になるステップも早くなります。
■ いち徳建設は本気で成長したい人を応援する会社
いち徳建設は、若いうちから信用しどんどん仕事を任せる社風。
小規模の仕事から少しずつ責任のあるポジションへとステップを進めて任せています。
中小企業であるいち徳建設は、数ある現場・多種多様な建築工事の経験を経ることにより、インプットの機会が非常に多いことも、成長スピードに大きく影響しています。
「自信がなくて当たり前!当社は失敗大歓迎!失敗は気づきにつながり、成長を加速させるもの。そのプロセスを最も大事にしています。家族のような雰囲気の中で一緒に一歩ずつ前に成長しましょう」。
[IMG_0236.jpg]
■建築業界でどういう成長をしたいかが大事
大手ゼネコンと中小企業、それぞれにメリット・デメリットがあります。
単に企業の“規模”で選ぶのではなく、「どんな働き方をしたいか」「どんな建築人になりたいか」を吟味することが大事。
寺本社長は、「大手であれ中小企業であれ、規模の大小にかかわらず、建物が完成したときの達成感や喜びはこの仕事ならではの醍醐味。そのなかで、自分のやりたいことや、なりたい姿を明確にして企業を選んでください。弊社は学生さん一人ひとりの自分の強みを見つけられる場所!スピーディーに成長したい、自分で考えてモノづくりがしたいという学生さんはぜひ、当社にお越しください!ここでよかった!と思ってもらえるような会社創りを目指しています。」とメッセージを送ってくれました。
[IMG_0731.jpg]