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2025.04.28 1
「大手企業は安定していそう」 「中小はいろいろな仕事を任せてもらえそう」 ――就職活動で直面する「大手 or 中小企業」という選択肢。 今回は、大手ゼネコンから小さな工務店まで、建築業界を幅広く経験してきたいち徳株式会社の寺本一徳社長に、その違いをお話しいただきました。 [IMG_0294.jpg] 経験豊富な寺本社長ならではの内容! 建築系の進路を考える学生さん必見です!   ■ 大手企業の魅力は「安定感」と「スケール感」 寺本社長は、「大手ゼネコンの魅力は“スケールの大きな仕事”に関われることですね」と話します。大手ゼネコンでは、全国規模、時には海外も関わるような大規模プロジェクトに関われるチャンスがあり、プロジェクトの上流を担当しながら、何年も工期をかけ、町のランドマークとなるような建物に携わることもあります。   また、大手ゼネコンでは教育制度や研修が整っているため、新卒社員でも段階を踏んでスキルを身につけることができます。休日休暇制度なども充実しているため、職場としての安定感は抜群です。家族や周囲の理解を得やすいというメリットもあります。 [IMG_0027.jpg]   一方で、業務が専門的に細分化されているため、「自分の仕事の領域を超える」ことは難しいという一面も。今自分がしている仕事が、プロジェクトのなかでどういうプロセスにいるのかが見えづらく、知識や技術に偏りが生まれる可能性もあります。一度キャリアを築くと、その分野に特化する傾向がありキャリアアップが難しい側面もあります。     ■ 中小企業の魅力は、「建物プロになれる」ことと「スピーディーに成長できる」こと 一方で、中小企業にはまた違った面白さがあります。 「とにかく早いうちからどんどん任せてもらえるのが中小企業の魅力です」と寺本社長。 実際にいち徳建設では、2~3年目から現場を任されることもあります。お客様との打ち合わせ、協力業者の選定、スケジュール管理など、幅広い業務に早い段階から関わることができます。こうした経験を通して、建築の全工程の知識や技術を身に付けられるのも特徴です。   「成長スピードがとにかく早い。本人のやる気があれば、どこまででも挑戦できる環境です」。  [IMG_0203.jpg] なんでも任せてもらえる環境、権限と自由度があるということは、業務量が多くなり、責任も増えるということでもあります。スケジュールや工法を自分でクリエイティブに組み立てられるからこそ、判断力や実行力、管理能力も求められます。 そのぶん、プロとして一人前になるステップも早くなります。   ■ いち徳建設は本気で成長したい人を応援する会社 いち徳建設は、若いうちから信用しどんどん仕事を任せる社風。 小規模の仕事から少しずつ責任のあるポジションへとステップを進めて任せています。 中小企業であるいち徳建設は、数ある現場・多種多様な建築工事の経験を経ることにより、インプットの機会が非常に多いことも、成長スピードに大きく影響しています。   「自信がなくて当たり前!当社は失敗大歓迎!失敗は気づきにつながり、成長を加速させるもの。そのプロセスを最も大事にしています。家族のような雰囲気の中で一緒に一歩ずつ前に成長しましょう」。 [IMG_0236.jpg]   ■建築業界でどういう成長をしたいかが大事  大手ゼネコンと中小企業、それぞれにメリット・デメリットがあります。 単に企業の“規模”で選ぶのではなく、「どんな働き方をしたいか」「どんな建築人になりたいか」を吟味することが大事。 寺本社長は、「大手であれ中小企業であれ、規模の大小にかかわらず、建物が完成したときの達成感や喜びはこの仕事ならではの醍醐味。そのなかで、自分のやりたいことや、なりたい姿を明確にして企業を選んでください。弊社は学生さん一人ひとりの自分の強みを見つけられる場所!スピーディーに成長したい、自分で考えてモノづくりがしたいという学生さんはぜひ、当社にお越しください!ここでよかった!と思ってもらえるような会社創りを目指しています。」とメッセージを送ってくれました。 [IMG_0731.jpg]
 
2025.04.28 0
建設業界を取り巻く環境は、時代とともに大きく変化しています。そんな中、いち徳建設では今後の経営方針として、「公共工事の比率を高めること」、そして「少数精鋭による体制構築」の2つを柱として掲げています。   公共工事を強化し、技術力を高める [IMG_8417-002_DxO.jpg] これまで当社では、民間:公共=7:3の比率で工事を手がけてきましたが、今後は公共工事の割合を少しずつ増やし、10年後には「公共工事7割」を目指しています。   その背景には、地域における「信頼」という基盤づくりがあります。民間工事は景気変動や予算交渉の影響を受けやすい一方、公共工事は計画的な発注が多く、予算も明確です。長期的な安定経営を目指す上で、公共工事の強化は欠かせない方針です。   また、公共工事は手順や書類の管理が厳格なぶん、施工管理者としての技術力や管理スキルが確実に磨かれる環境でもあります。若手社員にとっても、成長のステージとして非常に有効です。   一方、民間工事には交渉力や柔軟な対応力が鍛えられるという利点もあります。今後はこの2つの工事をバランスよく扱いながら、技術と人材の両面で成長していく会社を目指していきます。   「量より質」を。少数精鋭の組織体制へ [IMG_0647.jpg] 同時に、当社がもう一つ大切にしているのが「少数精鋭」という考え方です。外部委託や協力企業との連携も取り入れながら、優秀な人材が裁量を持ち、自由に仕事を進められる体制を整えています。   たとえば、1年目の社員が空港のサニタリー改修工事を担当し、予算管理以外の現場管理・工程管理・安全管理を経験しました。結果、大きな自信を持つことができたのです。   こうした裁量のある環境だからこそ、個人の判断力や責任感が自然と育ちます。自ら考え、動ける人材がチームを引っ張るようになり、結果として少数でも高い成果を出す組織ができ上がっていく。それが私たちの理想です。   社員の自立を促進する社外活動・福利厚生 [IMG_0786.jpg] 地域に信頼される企業となるべく、社外活動にも力を入れています。地域のお祭りやイベント、献血等、可能な限り参加をし、町の活性化に努めています。   また福利厚生に関しては、社内で「福利厚生会議」を設け、社員同士で気軽に福利厚生や社内制度の希望を伝え、検討を行っています。活発に意見を交わし合いながら、自分たちで会社を創り上げていきます。 自由な働き方 × 責任ある仕事で、次のステージへ 公共工事の強化と、少数精鋭による質の高い仕事。この2本柱で、いち徳建設は次のステージに向かっていきます。   自由度の高い現場では、自分の判断で仕事を動かす面白さや、やり遂げたときの大きな達成感を実感することができます。責任が伴うからこそ、得られるやりがいや充実感はひとしおです。   これからの建設業界を担う若い世代にも、ぜひそんな成長とやりがいを経験してほしいと私たちは願っています。