料理の道に進もうと決めた高校生の頃、日本酒好きの父が「気になっているお店がある」と連れて行ってくれたのが、系列店の「日本酒とワイン割烹 八彩」でした。日本酒と料理の組み合わせが素晴らしく、「こんな場所で働きたい」と心から思ったのが、入社のきっかけです。2024年に新卒で入社し、現在は【酒菜とうどん 飩燗】で料理の基礎を学びながら経験を積んでいます。最初はホール業務を中心に、お客様との接し方やメニューの知識を身につけ、その後、揚げ物やうどんの盛り付け、魚のさばき方など、調理にも少しずつ関わらせていただいています。毎日新しい発見があり、自分の成長を実感できる環境に感謝しています。
UPDATE:2025.05.27
この仕事のやりがいは、お客様の笑顔を間近で見られることです。特に印象に残っているのは、「しめさばのレアフライ」を初めてうまく揚げられた日のこと。火の入れ加減が難しく、何度も失敗していた料理でしたが、包丁を入れた瞬間「成功した!」と思えたときは、達成感でいっぱいになりました。早速、常連のお客様に「うまくできました!」とお出ししたところ、「これは素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただくことができ、本当に嬉しかったです。少しずつでも自分の技術が形になって、それを誰かに喜んでもらえるのは、料理人としてとても幸せなことだと思います。日々の大きな励みになっています。
UPDATE:2025.05.27
入社したばかりの頃は、覚えることが多くて頭がいっぱいになり、「続けていけるだろうか」と不安になる瞬間もありました。でも、父から「まずは続けてみなさい」と励まされ、一日一日を積み重ねていくうちに少しずつ視野が広がっていったと感じています。魚のさばきや天ぷらなど、最初は難しかったことも、今では「もっと上手くなりたい」と前向きに取り組めるようになりました。続けることで見えてくる景色があるので、後輩の皆さんには「不安な時こそ、まずは続けてみて」と伝えたいです。私も、将来は小さなおばんざい屋を開く、という夢があるので、これからもコツコツと経験を積んでいきます。
UPDATE:2025.05.27