OUR PEOPLE / 社員紹介

総料理長
小林 周
  • -出身

感動する料理との出会い、浪人から料理人の道へ

19歳の頃、浪人中だった私は、大学受験やその後の就職という流れに違和感を感じていました。そんな中、ある飲食店経営の社長から「興味と得意なことを組み合わせた仕事をするべき」というアドバイスを受けます。料理経験はなかったものの、食べることが好きだった私は、その社長が勧める浅草のロシア料理店を訪問しました。初めて体験する味に感動し、帰宅後すぐに「この店で働きたい!」と親に伝えました。そして驚くべき行動力で、1週間後にはその店で働き始めていました。この経験が私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

UPDATE:2025.01.24

三つ星レストランで働きなが考えていた「繁盛店のつくりかた」

最初のお店を辞めてフレンチのお店で働いていた24歳ぐらいの頃から、自分の関心は「繁盛店をつくること」に向いていたと思います。フレンチに転職した時、ロシア料理店で得た技術をもとに新メニューを提案して実際にお店で出したことがあるのですが、感動されることはありませんでした。
すごくショックではありましたが、新しい自分の興味が生まれた瞬間でもありました。料理単体でお客様が感動するのではなく、お店の空間やサービスや価格帯など、様々な要素が影響し合い、それがマッチした時に感動が生まれる。お客様が感動して何度も訪れる繁盛店をつくるにはどうしたらいいか。そんなことばかり考えている時に、ジリオンと出会いました。

UPDATE:2025.01.24

料理人にとって最高の「相方」と働ける場所

「ビストロ」とはフランス料理の技術やクオリティを保ちながら大衆向けに提供する新しい形の料理です。私がジリオンに惹かれたのは、目黒の地下にあるその店舗が本格的なビストロを提供し、満席のお客様全員が感動している姿を目にしたからです。実際に働いてみると、目黒店のホールスタッフのレベルは驚異的で、お客様の好みやニーズを察知し自然に対応する姿に感銘を受けました。料理を美味しく食べてもらうための細やかな配慮が徹底され、ほとんどのお皿が残ることなく戻ってくる様子に感動しました。料理とサービスの両方が揃うことでお客様の感動が生まれると実感し、最高のパートナーと働く喜びを深く感じました。

UPDATE:2025.01.24

料理人はお客様を感動させる魔法使い

アドリブ料理が好きで、ジリオンではホールを通じてお客様のリクエストを受ける機会を楽しんでいました。料理人は、ばらばらの材料を腕一つで美味しい料理に変えお客様を感動させる「魔法使い」のような仕事です。その醍醐味を最も感じたのがジリオンでした。料理長として毎月8〜10品の新メニューを開発し社長から「店のコンセプト」や「お客様の期待」に基づく鋭いフィードバックを受けています。これにより料理人では気付けない視点で自分を鍛える機会が得られました。ジリオンは料理だけを追求する場ではなく技術やこだわりを通じてお客様を感動させることを重視します。お客様に感動を届けたい料理人にとって最高の職場だと感じています。

UPDATE:2025.01.24

総料理長の先にひろがっていくキャリア

一般的な飲食業では「総料理長」が料理人の最終キャリアですが、ジリオンではその先の挑戦があります。私は総料理長を務めながら、「GONZO」「りくう」「ちゃんぷ」「Be Be」などの業態開発や店舗開発を経験し、現在はタイ料理店の新規業態開発に携わっています。ロシア料理やフレンチが専門だった私が、約10年で自分の成長を実感しています。ジリオンが自分に合っていると感じる理由は2つです。1つは「Giver」として誰かを喜ばせたい気持ちが強いこと。もう1つは経営やサービス、組織づくり、店舗運営を学びたいという思いを叶えられる環境であることです。1年で転職ばかりしていた自分が気付けば10年も働いています。

UPDATE:2025.01.24

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