熱(Thermal)をテーマに海と陸の快適環境を実現しています / 日本冷熱工産株式会社

2024.10.28 1
大阪府吹田市に本社を構える日本冷熱工産株式会社は、空間の空気調和や設備の保温断熱工事を手掛けている会社です。船舶や工場設備に多くの実績を有しており、その歴史の原点は80年以上前、戦中を経て戦後の復興期にまで遡ります。

  

創業のこと


当社の歴史は1940年、断熱材の販売から始まりました。その後、船舶の居住区や大型エンジンの保温断熱、陸上では工場のダクト・配管・保温というプラント附帯工事も手掛けるようになり、事業の裾野を広げながら現在に至っています。

 

おもな事業領域について


◎船舶事業
船舶における居住区(船員の生活空間)などの防熱工事を手掛けています。船は鉄の塊なので、海上における酷暑酷寒の影響をダイレクトに受けます。その状況を防ぎ、快適性を確保するための工事です。また、機関室のエンジンから出る熱の断熱も行っており、室内の温度を一定に保つことに貢献しています。以前は南極観測船「しらせ」の工事も手掛けたほか、現在は海上自衛隊艦艇の定期検査や延命工事、メンテナンスも行っています。


 

◎環境・設備/プラント事業
工場や各施設などに設置する空調関連工事やプラント工事、食料品用の冷凍・冷蔵ユニット工事などを行っています。設備の設計・販売から施工メンテナンスまで、ワンストップで対応できることが強み。取引先からは「ニチレイさんに任せれば大丈夫」と、信頼を寄せていただいています。
 


 

当社の強み


船舶と陸上設備、ふたつの柱があることです。景気にサイクルはつきものですが、たとえ景気後退期であっても、貿易(船)や空調等、生活に密着した事業領域であることから、安定した経営基盤を維持しています。また、取引先の仕様に合わせて適切な技術を提案する柔軟性も当社の強み。各チームが連携を図り、ニッチなニーズにも創造力を働かせることで、私たちならではの価値を提供しています。
 今後も培ってきたノウハウと技術力をもって、お客様のご要望を実現するお手伝いをして参ります。
 
 

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2024.10.28 1
工場の精密機械に付帯するダクト・配管・保温工事を手掛けるプラントグループのT社チーム。長年取引のある顧客企業T社のパートナー的存在として、同企業が新設する工場内工事を任されています。   今回は抜群のチームワークを誇るT社チームのメンバーによる、ざっくばらんな座談会をお届けします。  [邏譚・DSC_3087.jpg]   プラントT社チーム(参加メンバー)  右から  ・得能絢(とくの しゅん)・・・現場管理  ・冨士原賢一(ふじはら けんいち)・・・サブリーダー/技術設計・営業  ・宮田紀子(みやた のりこ)・・・チームリーダー/技術設計 ・藤田事業統括部長     “それぞれの役割は?” 宮田: 通常は事務所でお客様からの問い合わせ対応を行っています。見積書の作成や協力業者の手配など、工事における前段階の準備がおもな業務です。その後、現場スタッフと打ち合わせをして仕事をバトンタッチします。   冨士原: 今はおもに事務所で窓口業務を行っています。入社してからずっと施工管理として現場に入っていたので、担当の企業様とは長いお付き合いになります。今は若手メンバーに現場を任せて、事務所からバックアップをしています。   得能: 私は現場管理者として、工程や進捗管理などの施工管理業務を行っています。入社三年目なので学びながらの毎日ですが、宮田さんや前任の冨士原さんに支えていただきながら頑張っています。 [邏譚・DSC_3183.jpg] “ チームの良さや好きなところは?” 得能: 日頃からコミュニケーションがとれていて風通しが良いところ。困った時は相談すると、すぐに対応をしてもらえるので心強いです。   冨士原: オフィスでは席がひとつの島になっているから、お客さんとの電話のやりとりも自然に耳に入りますよね。リアクションや声のトーンでも状況を察することができるし、自然に情報共有ができるので安心感があります。   宮田: 聞き耳を立てなくても聞こえるからね(笑) 情報は一人で抱え込まず、隠しごとをせず、常にオープンにしておくことが大事だと思います。工事にトラブルはつきもの、その時につじつまが合わないと信頼をなくしてしまいますからね。   得能: そのとおりですね。だからこそ何でも率直に話し合える環境はありがたいです。出張が続くとオフィスが懐かしくなることもあるんですよ。帰ってくるとホッとします。 [邏譚・DSC_3124.jpg]   “これから取り組んでいきたいことは?” 冨士原: やっぱり新しい仲間を迎えて、個人としてもチームとしてもできることの幅を広げたいですね。   得能: 僕も現場で困った時、一人ではしんどいこともあるので、しゃべり相手… 一緒に悩める人がいたら心強いです。メンバーを増やしたい!   冨士原: しゃべり相手が欲しいんだね(笑)   得能: あ!(笑) 違います、二人いたらできることも広がるなっていう意味ですよ!   宮田: 確かに、人が増えるとシェアできることも増えるよね。冨士原さんや得能さんには、これまでの経験を活かして、新しい領域の仕事でも活躍してもらいたいです。新メンバー、是非お迎えしたいですね!   ~藤田事業統括部長から見たチームの良さ~ 和気あいあいとした雰囲気の中、それぞれが自分の役割をしっかり果たしているチーム。業務が立て込んでしんどくても、顔や態度に出すことなく頑張ってくれていてすごいなと思います。 宮田リーダーは責任感が強く安心してチームを任せられますし、冨士原さんは物腰が柔らかいけれど、できないことは「できません」と言い切れる芯の強い人、得能さんは明るいキャラクターでチームを盛り上げてくれています。それぞれ個性があってバランスが良く、チームワークは社内でもピカイチ。今後も更なる活躍を期待しています。 [邏譚・DSC_2946.jpg]