100周年から次の未来へ バトンを受け継ぐのは僕たちだ!

2022.02.14 4
関西に本拠地をかまえ、全国に活躍のフィールドをもつ鍜治田工務店。
常に挑戦の気概で成長してきた会社の歴史は、昨年で100年を迎えました。一世紀の間に培われてきた「人」と「人」の絆。その中で紡がれてきた物語とは?今回はベテラン社員と若手社員に、それぞれの「100周年とこれから」について語ってもらいました。
 
 
【社員紹介】


三嶋 俊一郎 技師長/社歴23年

温厚さと情熱、スマートさを兼ね備えた“頼れる兄貴”的存在。
その人柄と抜群の実行力に、世代を超えて信頼が集まる。趣味はバイク。



樋口 将史 工事長/社歴15年

用意周到、段取り力が光る若手リーダー。
会社として関西で初めて手掛ける超高層マンションの現場所長に抜擢され、日々奮闘中。趣味はゴルフ。
 



矢野 涼太郎 現場主任/社歴6年

大学4年の時、就職活動中に建設専門学校への進学を決意。
卒業後、学費を貯めて専門学校で学び、鍜治田工務店へ入社。趣味はゴルフ。


  

今後も大切にしていきたい「分け隔てのない社風」

 
樋口:今日はよろしくお願いします。
 
三嶋:お願いします。二人と同じ現場になったことはないけど、活躍の様子は聞いているよ。涼太郎(矢野)は明るくて、いつも場を盛り上げてくれるとか。
 
矢野:本当ですか?ありがとうございます。
 
三嶋:明るさはすごく大事だと思う。キャラもいいし、人をまとめる力が高いと思うよ。
 
矢野:良いこと言ってもらって気持ちいいです!

 
三嶋:樋口は物事の要所、ポイントを掴むのがすごくうまいよな。
 
樋口:いやぁ、それほどでもありますけど(笑) 僕たちから見た三嶋さんは、ザ・インテリ。ひとつ相談したら100くらいのアドバイスをくれる。頭脳では絶対勝たれへんって思ってます。
 
三嶋:俺も二人にいろいろ教えてもらうことあるやんか。
 
矢野:三嶋さんから相談されたらちょっと嬉しい。
 
樋口:分け隔てなく聞いたり教えたりできるのはうちの良さでしょうね。その印象は入社当時から今も変わらない。
 
三嶋:人物重視で学歴に関係なく上を目指せるしね、フラットな会社だと思うよ。
 
樋口:以前は竣工前になると、いろんな現場から人が集まってきて、みんなで仕上げをしていましたよね。僕、あの雰囲気好きなんですよ。これからもファミリー感のある会社であって欲しいと思います。

 
 

でっかい夢を叶えた先輩、次の夢を託された後輩

 
矢野:鍜治田工務店は今年100周年ですけど、三嶋さんが入社した頃はどんな会社だったんですか?
 
三嶋: 23年前は今ほど体制が整っていなくて、少しでもスーパーゼネコンレベルに近づけようって、先輩たちとがむしゃらにやってたよ。少しずつ大きな企業との取引が増えて、ついに超高層マンションを手掛けるまでになったんだから、すごいよな。
 
矢野:それって今、樋口さんが所長をしている現場ですよね?
 
樋口:そう。超高層は専務たちの夢だったみたい。専務がベテラン所長の西本さんと、「西本、約束は守ったぞ」って話されているのを聞いて、重みを感じた。さらにその現場を30代の僕に任せてくれるって、すごい会社だよね。任されたからには何としても期待に応えたい。

 
三嶋:先輩たちは本当にストイックだったからなぁ。背伸びは当たりまえ、時にはジャンプしてでもチャンスを掴もう、つなごうと必死だった。会社として年々レベルアップして、当時からは想像できない成長ぶりだと思うよ。
 
樋口:働き方や環境もずいぶん変わりましたよね。朝早くて、夜遅い。それも今は随分改善されました。僕はまだ社歴15年ほどですけど、常に“良くしていこう”という息吹がある会社だなと思ってます。
 

 

相手の立場になって考えれば、何をすべきかが見えてくる

 
矢野:そういえば入社前の会社説明会でも、「社風がいい」って聞きました。
 
樋口:それが入社を決めた理由?
 
矢野:それもありますけど、6S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ・習慣)に力を入れていると聞いて、面白いやん、ええやんって、思ったんですよ。
 
三嶋:6Sの取り組みをはじめて、もう20年になるかなぁ。当時よく言われていたのは3S(整理・整頓・清潔)。そこを社長が、「うちは6Sにする」と。実績に見合う現場、職場環境を作りたいという思いがあったみたい。
 
樋口:昼前の10分間掃除とか、今も続いてますね。協力業者からよく、「仮設事務所や現場がきれいで仕事がしやすい」と言われるのも、そうやって積み上げてきたものがあるからなんですよね。
 
矢野:たしかに休憩所やトイレ、きれいですね。
 
三嶋:現場の意見を聞いて反映していけと、社長から常に言われているからね。

 
樋口:働きやすさと言えば、うちの現場は女性目線も大事にしていますよね。男女別のトイレや更衣室の設置、会社としても女性活躍推進委員会を立ち上げて、「けんせつ小町」(※建設業で働くすべての女性の愛称)の活躍をバックアップしていたり。
 
三嶋:女性の現場管理者も増えて、今は20人くらいいるのかな?うちのような規模でこうした取り組みをしている企業は珍しいと思う。
 
樋口:というか、全てにおいて、新しいことには前のめりですよね(笑) 僕たちの意見にも耳を傾けてくれて、携帯電話やiPadが支給されたり、助かっています。
 
矢野:僕も今の現場事務所にPCモニターを入れてもらったり、iPadも電子ペンが使える新しいバージョンを手配していただきました。

 

100年から次の未来へ、今思うこと

 
三嶋:会社として100年の節目を迎えて、また、次の10年20年先を見据えて、思うことはありますか?
 
樋口:これまでは育ててもらっている立場、ここからは会社を引っ張っていく立場としてやっていきたいです。僕らが育っていかないと、先輩たちも安心できないでしょう?育ててもらった会社への恩返しという思いで、次の10年を頑張ろうと思います。
 
三嶋:頼もしいなぁ!
 
樋口:僕はちゃんと決意を考えてきましたから(笑) 何事も事前の準備が大事ってことで! 
 
矢野:この仕事はここまでっていうゴールがない。それが面白いですし、まだまだ続けられそうだなって思ってます。今の現場が終わると入社して8年。次の現場では所長を務められるように頑張りたいですね。一応ホープなんで!
 
 ……え、違うんですか?

 
樋口:いや、それくらい楽観的でないと、この仕事は務まらないでしょう。
 
三嶋:上手いこと言うなぁ!でも、その通り。これからも二人の明るさに期待しています。いろいろ相談もすると思うけど、よろしくね!

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