次世代に豊かな緑をつなげる活動と風通しのいい社風

2021.07.28 9
日本の森の健康なサイクルを保つために

いま日本の山林は、「木が成長する量」に比べて「木を使う量」が少ないことで野放し状態になり、土壌の弱まりが土砂災害の一因にもなっています。
しかし、「木を切って使い、また新しい木を植える」ことを続けていけば、持続可能な資源として森林は守られ、次世代に豊かな緑をつなげることができます。
そこで京北プレカットは、建材として利用されなかった「国産ひのき」を有効活用する活動に取り組んでいます。
 


国産ひのきを使ったおもちゃやノベルティグッズ
子ども向け家具とおもちゃのIKONIH(アイコニー)は、国産ひのきを削り出し、職人が一つ一つ手作業で仕上げる子ども向け家具とおもちゃです。ひのきの肌触りや温もり、香りを感じ、子ども達が豊かな感受性を育むようにと、無塗装にこだわっています。
また、国産ひのきを使った販促品・ノベルティグッズの企画から生産までをワンストップで請け負っています。国産材を積極的に使用することで、さまざまな業界の企業ブランディングに役立つと好評です。




森林保全活動と針葉樹林活用
京都府立大学の産学連携プロジェクトに参加し、京都府立大学・京都府立医科大学・京都工芸繊維大学の合同授業の学外講師として社長が招かれました。1年間の授業を通して、森林保全などについて講義したりもしています。
また、家具や住宅建材には硬くて美しいハードウッド(広葉樹)が好んで使用されますが、その一方で過剰な栽培が進み、森林の劣化や減少が進んでいます。そこで、注目されるのが、ソフトウッド(針葉樹)を安全な天然物質を使ってハードウッド化した「ケボニー材」。京北プレカットではケボニー材の輸入販売を行い、また、日本の針葉樹のスギ材をハードウッドとして使う共同研究を京都府立大学と行っています。



 
 
 
京北プレカットの社風や文化について



  • 「それぞれが、自分で考えて動く」というのが社長の方針ですが、困ったことや相談事があれば何でも話せる環境です。
  • 当社のCAD業務は担当制で、担当する工務店様などの仕事が一貫してできるように、時間をかけて技術や知識を習得します。
  • ミスがあっても、「失敗をどうやって克服し、つぎに活かせるか考える」ことのほうを当社では大切にしています。
  • 休みはしっかりとるなど、ONとOFFの区別をつけて気持ちよく働ける職場をめざしています。