菊屋の歴史は古く、始まりは元禄年間と言われています。当時、初代市川團十郎が成田にお参りに来てご利益があり、江戸から成田への成田詣が大きなブームとなったことで、新勝寺の境内で「煮売屋」(おかずを売る商い)として創業しました。その後、明治の頃には日本料理屋として現在の本店のある場所に店を構え、大正・昭和・平成から現代の令和へと商いを続けています。
菊屋には、チェーン店や大型店にはない伝統と歴史に裏打ちされた「おもてなし」と「丁寧なお料理」という強みがあります。こうした心や技術は、書面によるマニュアルだけで伝えることはできません。ホールスタッフには、「お客様が何を求めているのか」「次に何をすべきか」を自ら考えられるよう指導します。調理士は、熟練の職人から伝統的な日本料理の技術を直接教えてもらいます。こうした技術や心の伝承に加え、困ったことをすぐ相談できる「風通しの良さ」や「仲の良さ」も当店で働く魅力のひとつです。
伝統ある日本料理店ならではの技術や心を学びながら、仲間と楽しく働きたい方のご応募をお待ちしております。
女将 石橋 真衣子