●「地域の灯りを消してはいけない」グループ展開の根底にある思い
兵庫県淡路島に本館を構えるホテルニューアワジグループでは、現在18のホテルを展開しています。しかし、その中で新しく建てた施設は数えるほどしかありません。ほとんどが廃業や経営が悪化したホテル・旅館にリノベーションを施したもので、グループホテルとして経営を再生することでその数を増やしてきました。その根底には「地域の灯りを消してはいけない」という、経営者の強い思いがあります。
地域、地方の発展に尽くし事業を拡大
温泉街のような場所においては、ホテルや旅館のにぎわいが地域の活性に大きな影響を与えます。お越しになったお客様が、その土地で食事をし、観光をして、お土産を買う。人の往来が増えるほど地域にビジネスチャンスが生まれ、町が活気づいていく。だからこそ、「地域のホテルを廃業させてはならない」というのが私たちの考え。地域の繁栄のため、地方創生のためにできることを続けてきた結果、今日のホテルニューアワジグループがあるのです。
ホテルは地域によって生かされていることを忘れずに
ホテルが自分たちだけの力でできることは限られています。地域の温泉、地域の人々が大切に守ってきた自然や歴史を“観光地”として利用させてもらっている。料理だってそうです。自然の恵みがあり、いい食材を作ってくれる生産者さんがいるからこそ、美味しいお料理を提供することができる。私たちの仕事は、地域の方々によって生かされている仕事だということを忘れてはならないと思っています。
誰かの喜びや未来につながる、そんなやりがいを実感できる場所
地域の大切な資源をお借りしてホテルを運営し、多くのお客様に地域の魅力を知っていただく。地域、お客様、会社、三方が“良し”となり、そこからさらに価値を広げていけるよう、私たちはこれからも、淡路島をはじめとした地方や地域を元気にする取り組みをどんどん進めていきます。
そのためには、同じ価値観を共有し、共に進んでくれる仲間が必要です。自分の仕事が多くの人の喜びや未来につながる、そんなやりがいを実感できる環境で成長していきたいなら、ここで学べることは多いはず。皆様との出会いを楽しみにお待ちしております。