私たちの暮らしを支えている、道路、橋、駅などのインフラ設備。それらの建設を通して日本の国土づくりに貢献したい!そう考えている学生さんは多いと思います。でも、ちょっと待って!これらの工事の前には、すでにいくつかの工程があることをご存じでしょうか?中でも、全くの“ゼロ”から“一”を起こす仕事、それが私たち「補償コンサルタント」である株式会社三和総合コンサルの役割なのです。
[どんな仕事.jpg]
公共の道路や橋をつくる時には、まず、土地の取得が必要となります。対象エリアに居住している方には転居をお願いし、工場などの建物も移転させなければなりません。それらの土地や建物の価値を調査し、移転あるいは買取にかかる費用を算出するのが、補償コンサルタントの仕事です。
[調査はどのように進めるの?.jpg]
住宅や工場の場合、土地・建物だけでなく、家具や機械などの所有物、庭の植木・池の魚なども移転に必要な資産として扱います。調査は、土地調査、土地評価、物件、機械工作物など、それぞれの専門家が担当。たとえば建物を調査する物件部門では、建物の形や間取りをスケッチ、基礎部分や屋根、軸部などの形状・寸法を採寸し、CADで平面図を作成します。さらに、材料や建築年次などを調べたうえで、妥当と思われる移転場所に同等の建物を建築する方法を検討。必要となる建築費や移転費用などを積算して調書にまとめるまでが一連の業務です。
[こんなやりがい.jpg]
●大きなマンションから小さな納屋までさまざまな建物を調査分析するので、建築物の構造や機能に関する幅広い知識が身につきます。
●暮らし、街を支える“ゼロから一”を担う、その誇りが更なるモチベーションに繋がります。
●実際に使用されている古民家や、古いタイル・壁など、貴重な建材を間近で見、建築技法の移り変わりなどをこの目で感じることができます。
[向いているのは.jpg]
歴史を刻んできた建物や土地に光を当て、現在の価値を見出す。その工程は、レトロ好きにはたまらない時間!モノを作り上げるのもいいけれど、知恵の輪のようにバラしていって一つ一つの部材の役割に光を与えていく楽しさに興味がある人、ニッチな専門家として渋いカッコよさに憧れる人には向いているかも!
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・・・「道路や駅をゼロからつくる」と言っても、私たち補償コンサルタントの仕事がなければ工事を開始することはできません。その意味で株式会社三和綜合コンサルは、正真正銘、日本の国土づくり街づくりの“ゼロから1”を担っていると自負しています。建物を知恵の輪のように分解し、古いものを未来に繋ぐ。興味のある方は、是非、話を聞きに来てくださいね!