パンが好きで、おいしいパンを広めたい、そんな思いを持つパン職人が、丹精込めてパンを作り続けてきた日々、それが当社の原点です。パン激戦区ともいわれる京都で、長年愛されてきたのはそんな職人あってのこと。素材を吟味し、腕を磨き、情熱を込めたパンを、しっかり届けていくために、当社ではさまざまな取り組みを行っています。
◆セントラルキッチン
パンは、とても手間がかかる業態です。工程も多く、そのすべてが繊細で、気温や湿度で味が変わり、朝から販売するためには深夜・早朝から仕込む必要もあります。飲食店などと比べて安価なので運営が難しい業態でもあります。職人の負担がとても多いこともあり、スキルのある職人が育ちにくいとも言われています。
そのため、当社ではセントラルキッチンを設立。可能な部分を機械化し生産性を向上させることで、クオリティを落とすことなく各店舗に洋菓子やパンを運ぶことができ、従業員の負担を大幅に減らすことができています。
◆販路拡大
パンデミック等、飲食を取り巻く情勢は日々変化しています。実店舗だけでなく、幅広く販路を開拓することは当社でも重要だと考えています。例えば、通販でパンを販売するEC事業や、オフィスに冷凍パンを販売するオフィスパン、気軽にボタンを押して購入できる自動販売機など、すそ野を広げて販路を開拓してきました。特に自動販売機は今後100台設置を目指し強化していきたいと思っています。
◆人材教育
当社では、パンを使った様々な事業に挑戦できる環境を整えています。パンが好きという従業員が、作る・売るだけでなく、自分のクリエイティビティやアイデア、管理能力などさまざまなスキルをパンのために発揮できることで、イキイキと楽しく働けると考えています。教育においても、ジョブローテーションで当社の仕事を幅広く知っていただき、多彩なキャリアパスを描き、夢や目標を持ちながら働けるよう全力でサポートしています。
◆福利厚生
パンに関する幅広い知識やスキルを得るための研修を実施。住宅手当も支給しています。
2020年以前は、ゴルフサークルや食事会、社員旅行なども行い、社員同士の交流を深める機会を積極的に設けていました。情勢の動向を見ながら再開していければと思っています。