飲食店を営む母に憧れて調理専門学校へ進み、卒業後はホテルや旅館等の和食調理で経験を積みました。コロナ禍を機に新しい業態にチャレンジしたいと考えていたところ、転職サイト経由でこの会社を知り転職。はじめは、“焼鳥=安価な値段で気軽に食べるもの”というイメージでしたが、社長をはじめ先輩方の真剣さ、一本の焼き鳥に込める熱量に触発されて考えが一変。私も最高の焼き鳥を焼けるようになりたい!と気持ちが固まりました。入社後はドリンク提供や接客と並行して、徐々に鶏の仕込みをさせてもらえるように。頭で理解しても思うように手が動かず、牛や豚とはこんなにも勝手が違うのか、と驚いたことが印象に残っています。
UPDATE:2024.05.31
「吾一 肥後橋店」でひと通りの業務を経験、その後「CHIKICHIKI 天満店」勤務となり、現在は店長代理兼店舗責任者をしています。焼き場を任されるようになってしばらくは、“きちんと火が通っているか”怖さが付きまとう日々。かといって焼き過ぎては、せっかくの肉が台無しになってしまうので、常に緊張状態で仕事をしていました。自分で焼いた焼鳥をお客様に提供して「おいしい!」と言っていただいた時の喜びは格別でしたね。できることが増え、少しでも成長を実感できた瞬間は本当に嬉しいですし、お客様の反応をリアルに受け取れることは大きなやりがい。モチベーションの源になっています。
UPDATE:2024.05.31
営業中は焼鳥に集中し、かつ、お客様の様子に気を配りながら焼き場に立っています。焼き手である自分自身が、“おいしそう!食べたい!”と思う瞬間の焼き鳥を提供するだけでなく、苦手な部位や焼き加減の好みをお聞きしたり、食事のスピードに合わせて焼くタイミングを調整したり。私一人では目が届かないところもあるため、ホールスタッフとの連携は不可欠ですが、みんなニコニコと気持ちの良い接客をしてくれるのでとてもありがたいです。当面の目標は炭を扱えるようになること。この道を究めるにはまだまだ発展途上なので、精進していきたいと思っています。
UPDATE:2024.05.31