豊中市をはじめとした大阪北部エリアを中心に、木造注文住宅の施工を手掛ける森田工務店。その歴史は一世紀以上にわたり、豊中市ではいちばん古い建築工事業登録会社(大阪府知事登録特1-2631号)として地域の街づくりに貢献しています。
今回は森田工務店における【施工管理】の仕事について、番頭さん(=現場監督)にインタビュー。学生さんへメッセージと共に紹介します!
◎施工管理の役割は?
図面どおりに建物ができあがっていくように、工事にかかる予算や工程・人員・安全などを管理・監督する仕事です。
◎どんな建物を手掛けますか?
現在は大手ハウスメーカーの木造注文住宅が多く、新築は年間20棟ほどを手掛けます。リフォームは以前施工させていただいたお施主さんから、メーカー経由でご依頼をいただくことも多いです。お施主さんから直接ご依頼をいただく元請の案件や、豊中市の公共工事にも実績があります。
◎ひとつの案件にかかる仕事の流れを教えてください
ハウスメーカーの案件では、メーカーとのスケジュール調整後、担当の大工さんを決定します。図面から材料を拾い出して発注、予算組みなどを行ったあと、着工。施工段階ではメーカーが定める基準やマニュアルに基づいて、各工程のチェックを行います。お引き渡し後も、2年間はアフターメンテナンスを行っています。
◎たとえば、一日の仕事の流れは?
【AM】
・8:30に始業、事務所でメールのチェックなどを行います。
・デスクワーク。特に、材料の発注は午後になると翌日扱いになることがあるため、必ず午前中に行うようにしています。デスクワークがない時は、現場へ出かけます。
【PM】
・昼食後、現場へ。昼食は日によって、外食したりお弁当を持参したりしています。
・現場で大工さんと工事の進み具合を確認したり、工程の仕上がりをチェックします。
・月に1~2回、ハウスメーカーを訪問して打ち合わせを行います。
◎その他、業務の特徴を教えてください。
業務の半分は工程や予算を組んだり、必要書類を整える仕事になります。現場事務所は設けていないので、事務仕事は事務所で行います。豊中市をはじめ大阪の北部エリアが対象地域なので、出張や転勤はありません。
◎ズバリ、森田工務店での施工管理のやりがい、面白さは?
・注文住宅なので毎回違う案件を経験できて、飽きることがありません。
・いろんな案件を自由に任せてもらえるので、幅広い知識やスキルが身につきます。
・新築は図面通りに仕上げる面白さ、何もないところに家を建てる達成感があります。
・リフォームは臨機応変に対応する面白さ、古いものを新しくきれいにするやりがいがあります。
・メーカーの担当者、職人、お施主さん、いろんな人と協働する中で「いつのまにか成長している自分」に気づくことができます。
・社内では例えるならパジャマでいる時の自分のように、リラックスした気分で仕事をしています。
◎最後に学生さんへのメッセージをお願いします!
とにかく、楽しく仕事をして欲しいです。興味や好奇心をもって、いろいろ経験して、どんなケースにも柔軟に対応できるよう引き出しを増やしてください。ワクワクがないと仕事はつまらないし、成長も止まってしまいます。私たちも若い人をお迎えすることで初心に立ち返り、新しい学びを得られることを楽しみにしています。一緒に家づくりを楽しんでいきましょう!