OUR PEOPLE / 社員紹介

大工
井口 慎平
  • 本社
  • 早稲田摂陵高等学校出身

考えて動くことが大切な理由

どんなに大きな建物も、建築における寸法はミリ単位です。一ミリのズレが致命傷になるため、まずは“正確に寸法を測る”ことを目標にしました。建てた壁がずれてしまい、やりなおしになったこともありますが、失敗も糧として成長できるよう日々心掛けています。また、図面にそって作業をするのは当然のこととして、現場ではプラスα、自分の見解を持つことが大切。設計通りではうまく収まらないケースや、「この条件ならこのやり方のほうが良いのでは?」ということもあるため、常に「考えて行動する」ことも意識するようにしています。経験豊富な先輩たちの姿に学びながら、早く一人前の仕事ができるよう頑張りたいと思います。

UPDATE:2023.10.14

これが大工の仕事か!と感動

最初に“大工らしい仕事をしたな”と実感したのは、入社して一カ月経たない時期に担当した、飲食店の喫煙所をつくる現場です。工期は約2週間、木を切ったり、石膏ボードを張ったり、たくさんの“初めて”を経験しました。もう一件は、その後に手掛けた戸建の新築工事。吹き抜けのある大きな二階建ての家づくりで、初めて足場作業を経験し、“足場ってこんなに揺れるんだ”とビックリしたことを覚えています。基礎・土台から自分たちで建てていく、その過程を目の当たりにしたときは、「これが大工の仕事か!」と感慨深かったですね。他にも、家の骨組みが想像以上の速さで出来上がることなど、発見と驚きの多い現場でした。

UPDATE:2023.10.14

身をもって感じたこと

建設会社を営んでいる父の背中を見て育ち、自分も同じ道に進みたいとこの業界に入りました。未経験からの大工見習として働き始めたものの、しばらくは右も左もわからない日々。電動工具の使い方など、先輩に一から教えていただき、モノの名前、材料の名称などを一つ一つ覚えていきました。大工の世界では寸法を“寸”で表すことが多いうえ、人によって呼称がさまざまなので、はじめは戸惑うことが多かったのです。でも、“見て・聞いて・やってみて”を繰り返すうちに意味がわかるようになり、何事も経験すること、積み重ねることの大切さを、身をもって感じることができました。

UPDATE:2023.10.14

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