「この授業って、実際の仕事で使えるのかな…」
そんな疑問、専門学生なら一度は感じたことがあるかもしれません。
資格の勉強、ツールの実習、チーム制作など、毎日忙しく学んでいるからこそ、「これが本当に就職につながるの?」と不安になる瞬間もありますよね。
そこで今回は、実際に専門学校を卒業し、社会人として働いている先輩に**「学びと仕事のつながり」**についてリアルな声を聞いてみました。
入社2年目の先輩社員に聞いてみた!Q&A
Q1:専門学校で学んだスキルって、現場でどう役立っていますか?
“「業務で使われるソースコードはC言語なので、読み方を理解していたおかげで“何が書いてあるか”をすぐに把握できました。」
「ただし会社には会社のルールがあるので、入社してからも知識のアップデートは欠かせませんね。」”
[PP108870.jpg]
Q2:逆に『これ、現場で必要だけど学校ではやらなかったな』と思うことは?
“「車両の仕組みなど、ハード寄りの知識ですね。配属されて初めて直面して“もっと知っておけばよかった”と思いました。」
「回路図やマイコンの動きなども。もちろん研修である程度学べますが、いざ現場に入るとやっぱり難しい部分もあります。」”
Q3:『これを勉強しておいて本当に良かった!』というものは?
“「Excelです。最初の1年の業務の8割くらいがExcel編集でした。」
「やっぱりC言語。理解が深いと新しい業務知識が入ってきても比較的余裕を持って対応できます。」
「C++などC言語以外の言語も役立ちました。直接は使わなくても“選択肢が広がる”という意味で大きかったです。」”
まとめ:企業選びで大切にしたいこと3選
先輩たちの声から見えてきたのは、「学生時代の学びは確かに役立つ」ということ。ただし、現場に出ると「知識の不足」を実感する場面もあるそうです。そこで大事になるのが、**「どんな会社を選ぶか」**という視点です。
[PP109009.jpg]
① 学び続けられる環境があるか
入社前後の研修や、OJTでの学び直しが整っている会社なら安心。基礎力をベースに、スムーズにステップアップできます。
② 人との距離感
困ったときに先輩や上司に相談できる環境は成長スピードを大きく左右します。人事担当者の人柄に惹かれて入社を決めた、という先輩も少なくありません。
③ 生活とのバランス
休日の多さや残業の少なさなど、働き方のバランスも重要。安心して働ける環境があってこそ、学んだスキルを最大限に発揮できます。
編集後記
「この授業、意味あるのかな?」と迷ったときは、今回の先輩たちの声を思い出してください。
学生時代の学びは無駄になりません。むしろ「基礎を理解している」という強みは、どんな現場でも活きてきます。
そして、就職活動では“学んだことをどう伸ばしていける会社か”を意識してみてください。きっと、自分らしく活躍できる場所に出会えるはずです。