首都圏開発センターで活躍しよう!どんどんチャレンジできるソフトウェア開発

2025.03.31 0

「熊本」の名を持つ、首都圏で挑戦できるソフトウェア開発会社




「熊本って社名にあるけど、勤務地は首都圏!?」
実はこれは、新電元熊本テクノリサーチの特徴のひとつでもあります。
当社は新電元グループ内で唯一のソフトウェア開発拠点です。その中で、首都圏開発センターは、埼玉県朝霞市にある新電元工業の朝霞事業所内で、最先端の自動車・バイク向け製品の制御を支える開発をしています。
働くのは首都圏。そして、ソフトウェアで世界のモビリティを支える。そんなやりがいある仕事に、若手からどんどんチャレンジできる環境がここにはあります。
 

若手が活躍!組込みソフトウェア開発のやりがい 




首都圏開発センターは、組込みソフトウェア開発に特化したエンジニア集団。車やバイクの心臓部とも言えるECU(エンジンコントロールユニット)などの制御ソフトウェアを手がけています。
ソフトウェアだけでなくハードウェアにも理解が必要で、両者を融合しながら製品全体を設計できるのがこの仕事の面白さ。
完成したプログラムが実際に車やバイクに搭載され、市場に出回ると、「自分が作ったものだ」と実感できるやりがいがあります。
また、メンバーは20代のエンジニアが中心となって活躍中の若い組織。年次に関係なくチャレンジできる風土のなかで、開発の現場で生きた技術を身につけられます。
 

未経験でも安心!充実した研修制度でしっかり育成




入社前には「内定者研修」を実施し、基本的なプログラミング知識を学ぶ機会を用意しています。入社後も充実した研修制度があり、パワーユニット事業本部と連携した研修を通じて、C言語やモデルベース開発など、組込みソフトウェア開発の基礎から応用まで段階的に学べるカリキュラムを整備。
また、社員一人ひとりのスキルレベルに合わせて、初級・中級の技術研修も実施しており、無理なく着実に成長していけます。配属先でのOJTでは先輩社員が丁寧にフォロー。質問しやすい雰囲気のなか、安心してスキルアップできます。
「学校で学んだこと」を「プロの技術」に変える環境が、ここにあります。


スキルアップとチャレンジを後押しする仕組みが満載!




スキルを磨く機会も豊富に用意しており、社外セミナーや展示会への参加支援、通信教育の補助など、学び続ける姿勢を後押しする制度が整っています。
さらに、熊本本社で実施している1年目・3年目・リーダー向けの研修制度を首都圏でも導入を検討中。
また、勤務先のパワーユニット事業本部には「設計有資格者制度」があり、資格の取得に応じてより難易度の高い業務にチャレンジできます。早ければ入社3年目で既存製品の改良に携わり、中級レベル以上のスキルを身につければ新規製品の開発にも挑戦可能で、努力次第で早期に高度な業務を任されるチャンスがあります。
また、毎年1月に開催される「技術発表会」は、新電元グループ全体に対して最新技術の共有や自身の研究成果を発表するイベントで、スキルアップできる機会が豊富にあります。 
 

希望に応じて選べる柔軟なキャリアパス




首都圏開発センターの勤務地は埼玉県朝霞市にある新電元工業の朝霞事業所。希望しない限り転勤はなく、首都圏で安定して技術に向き合える環境が整っています。
一方で、「将来は地元・九州に戻って働きたい」といったUターン希望にも柔軟に対応。ライフスタイルに合ったキャリア形成が可能です。
一人ひとりの「やりたい」「なりたい」に向き合い、長く働き続けられる会社を目指しています。

関連記事

2025.05.27 0
はじめまして。新電元熊本テクノリサーチではたらくエンジニアのYです。専門学校を卒業し、新卒で入社して今に至ります。 今日は、組み込みシステムや開発についてご紹介します。 ―どんな学生でしたか? 学生時代は、ゲーム好きのごく普通の学生でした。 就活中は、プログラムの技術が生かせる職業(IT系、ゲーム関係、etc…)を探していました。C言語やC++が得意でしたので、募集要項に得意の言語がないかチェックしていた気がします。 組み込み開発については、正直なにも分からなかったです。面接のときに少し話をきいたあと、調べてみて興味を持ちました。そして、不安を抱えながら飛び込んでみたら、面白さに気づいて技術の向上につながっていきました。組み込み開発を知らない方や興味を持てない方にも、少しでも参考になればうれしいです。 組み込みシステムはわたしたちの身の周りにあふれている ―そもそも、組み込みシステムってなんですか? 組み込みシステムは、私たちの日常生活を支える、見えない技術の一つです。具体的には、特定の機能を備えたハードウェアと、それを動かすソフトウェアを組み合わせたものを指します。 照明を例にすると、むかしは、スイッチの操作はONとOFFのみで、ONにすると電球がついて、OFFにすると消えるという単純なものでした。それに組み込みシステムが加えられたことにより、明るさや色味の調整ができて、タイマー機能で自動消灯されるようになりました。 このように、私たちの生活を便利で快適にしているのが、組み込みシステムなんです。洗濯機や炊飯器、冷蔵庫をはじめとする家電などの低機能なものをはじめ、携帯電話やデジタルカメラなどに搭載されていますが、小型ながらに様々な機能が実現できるのは、このおかげです。 ―そんな身近なものとは知らなかったです! そうですよね。家電から医療機器、自動車、産業機械まで、ここには書ききれないほどのあらゆる分野で取り入れられていて、もはや入っていて当たり前になってきているかもしれないです。組み込み開発の魅力のひとつはその応用範囲の広さで、開発者は多様なプロジェクトに携わることができるし、常に新しいことに挑戦できます。 ただ、現在の組み込みシステムの定義は、「専用のハードウェアに、交換不可能な専用のプログラムが組み合わさったもの」を指すそうです。メーカーが開発した新しい機器を正確に、深く理解する必要があって、それにぴったりマッチするプログラミングを構築することになるので、あてはまる範囲のものがぐっと狭まりますね。 わが社ではモビリティ分野に特化したお仕事をします [B0965C19-1E06-4D03-9489-59358AA4FB2F - 編集済み.jpg] ―急に話がむずかしくなったような気がしますが…今はどんなお仕事をしていますか? わが社では主にモビリティ分野(交通関連製品)に携わっていて、私はバイクのエンジン始動とバッテリーへの充電の制御を行う製品のプロジェクトに参画しています。ほかの社員は、バイクのちがうパーツや自動車の制御機器など、それぞれ異なるものを受け持っています。 ―バイクや車が好きなんですか? 私は普段運転したりしないです(笑)。弊社チームメンバーの中には、バイクが大好きで、バイクにたずさわることができる仕事内容に惹かれて、ここに入社した人もいます。自分で整備する人だと理解がしやすい面はあるかもしれないですね。 ―組み込み開発をしていて、醍醐味だと思うものはありますか? 組み込み開発は、ハードウェアとソフトウェアの密接な連携が求められる分野です。 開発者は、ハードウェアの制約をふまえて、最適なソフトウェアを設計する必要があります。つまり、要求に対して技術的な障害がないかを双方の面から考えないといけないところが、組み込み開発の醍醐味だと思います。例えば、わが社の手がけるシステムでいうと、エンジンの噴射・点火システムやモーター制御など瞬時の反応が求められる場面で、その本来の力を発揮する効率的なプログラムを設計しなければなりません。さらに、バイクや自動車においては効率的なだけではなく、ユーザーの安全を確保し命を守ることが、最重要ミッションです。こういったさまざまな視点からの高い要求に応えるものを生み出す技術力は、私たち開発者にとってモチベーションを保つひとつですし、実際にうまくできたときには、とても大きな達成感をもたらします。 たしかに、むずかしい。学び続けるからこそ成長できる ―機器を正しく動かさないといけないし、プログラムにバグがあってもいけない。安全にも配慮が必要となると本当にむずかしそうで、自分にできる仕事とは思えません… そんなに途方にくれないでください(笑)。なにも知らない学生だった私がこの仕事にたずさわれているのは、内定してから入社後3か月までおこなわれる「技術研修」のおかげです。普段教壇に立たれている先生や第一線で業務にあたられているエンジニアの方に、それまでまったく知識のなかったハードウェアのことから業務に直結する内容のものまで、ていねいにおしえていただき、仕事に必要な基礎知識を習得することができました。最近は組み込みシステムを学べる学校がとても少ないときいていますが、弊社は知識をしっかり補えるという強みがあるので、その点は安心してほしいです。今年度の新入社員も、今まさに研修の真っ只中です! ―勉強は最初だけなんですね。よかった… 技術的な研修にたくさんの時間を割くのは、たしかに最初だけかもしれません。ただ、技術の進化は止まることがなく、組み込み開発も例外ではありません。新しいプロセッサやセンサー、通信技術が次々と登場し、それに対応できる製品を開発することになるので、現場ではたらく私たちは常に、最新の技術を学び続ける必要があります。ときには、むずかしく感じることもあります。それでも、自分が子どものころに思い描いた「こんなことできたらいいな」という希望や夢が現実になっていくときは、本当にワクワクしますし、進化していく過程にたずさわれることがこの仕事のおもしろさのひとつなんだなと実感します。 [IMG_0967 - 編集済み.jpg] ―新しい技術が搭載されたバイクや車が登場するうらには、エンジニアのみなさんの日々の努力があるんですね。Yさんや会社の今後の目標はありますか? 私が組み込み開発のエンジニアとなってからはまだ5年程度で、道半ばでありますが、同じ所属の社員の中には、すでにソフトウェア設計者としてプロジェクトを牽引している者もいます。これは、いつも新しいことに興味を持って一生懸命取り組める人たちがいるからだと考えています。毎年、新入社員が仲間に加わり、組織が少しずつ大きくなっていくとともに、数年後、要求分析からソフト関連の量産対応までを、首都圏開発センターだけで担当したいという野望を抱くようになりました。それは、直接お客様から要望を伺い、製品化し量産化するということです。けっしてかんたんなことではありませんが、新電元グループの理念である「声を聞き、先を読み、価値ある未来を創る」を体現できるように、これからも努力していきたいです。 ―Yさんありがとうございました!組み込み開発は、技術的な挑戦と創造性、そして社会への貢献を兼ね備えた魅力的な分野です。あなたもこの世界に飛び込んで、未来を支える技術を一緒に創り上げてみませんか。