資格取得支援制度で社員の学びを応援!成長し続ける姿勢を大切に
当社では、資格の取得を積極的に奨励しています。資格を持つことで技術の証明になりますし、お客様へ安心感を与えることにもつながります。また、本人の自信にもつながり、仕事への向き合い方も変わってくると考えています。
その中で、特に推奨している資格が2つあります。
1つ目は「ふぐ取扱責任者免許(東京都)」です。当店ではふぐ料理を提供していますので、この資格は必須となってきます。
2つ目は「唎酒師」の資格です。この資格は、日本酒のソムリエと言われる資格です。当社では、全国各地から取り寄せるさまざまな日本酒も売りのひとつとしています。お出しするお料理やお客様の好みに合わせて、最適な日本酒を提案する際に活躍します。何となくの経験値からおすすめする日本酒と、資格を持っている人が知識に基づいて勧める日本酒では説得力が全く違います。
この二つの資格については、受験費用の半額を会社が補助するサポートを行っています。さらに、ふぐ取扱責任者免許を受験する際は、汐見店主や副店長が試験対策のレクチャーを実施。東京都の試験は全国的にも難しいとされているため、合格に向け全力でサポートします。
そのほか、推奨資格以外の資格にもどんどんチャレンジしてください。仕事で役立つ専門知識を身につけるのもいいでしょう。また、お客様との話題作りのために、何か特定の分野の知識を深めてもいいと思います。
社員一人ひとりが常に前を向いて学び続けることが大切です。新しい知識や経験を積み重ね、絶えず成長を続けていきましょう。
生産者さんと直接つながり、良質な食材を調達!生産者さんを訪ねる社員旅行も実施
当社で仕入れている食材やお酒の中には、生産者さんから直接仕入れているものもあります。お取引のきっかけは、知人の紹介やときにはSNSなどさまざまです。
そして、一度食材を使わせていただいて、良ければ継続取引となるのですが、その後現地を訪問することもあります。
生産者さんと直接顔を合わせることで、その方のお人柄や生産物への想いなどを肌で感じ取ることができます。さらに、実際の収穫などを体験させていただければ、ひとつの経験にもなり、お店に戻ってお客様へお話するときの話題にもなり、説得力も増します。
訪問先は全国津々浦々。長崎の五島列島まで出向いたこともありました。さらに、野菜や魚、お酒に留まらず、焼き物のお皿を見学しに有田焼の窯元を訪れたこともあります。
逆に、生産者さんが東京へ訪問してくださることもあり、お互いに行き来しながら、親交を深めています。
コロナ前までは、年に1回程度社員旅行として、こういった訪問活動をしていました。その後、コロナ禍となって行けない時期が続いていましたが、今後また再開する予定です。
常連のお客様と育む絆が、汐見の大切な財産となる
「汐見」に通ってくださる常連のお客様は、みなさん舌の肥えた方ばかり。旅行や出張で各地を飛び回り、その土地のおいしいお料理を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。
お客様の中には「ここ行った方がいいよ」と、地方のお店をご紹介してくださる方もいます。ご紹介いただいたお店には、実際に足を運んでみることもあり、先日は沖縄まで行ってきました。
そのほか、「あそこで呑んだお酒がおいしかった」とか、「あそこで食べたウニがおいしかった」と言われたら、実際に取り寄せてみたりもします。そのことをお客様に報告すると、その話題で盛り上がり、会話が弾むのです。
お客様は本当に物知りの方が多く、いつも新鮮な知識をいただき、勉強になります。そしてそのおかげで、私たちとの絆も一層深まっていきます。
こうした貴重なご縁のひとつひとつを大切に守りながら、これからも「手打ち蕎麦 汐見」を盛り上げていきます。