幼少期に初めて行った海外で忘れられない思い出があります。それが「鉄板焼きパフォーマンス」でした。「なんて面白いんだろう!すごい!」と感動を覚えました。その後、高校卒業後にいろいろなことに挑戦してみたものの、なかなかうまくいかず、自信を持てずにいました。そんな私の心を動かしたのは、あるテレビ番組でした。幼少期に感じたあの感動を、地元・名古屋で再現しているお店があると紹介されていたのです。「このお店で働きたい!」と強く思いました。
縁もコネもない中、直接お店を訪ね、「スタッフを募集していませんか?」と尋ねたのが、入社するきっかけです。ここでなら、「感動を与える側の人間になれる」と確信しました。
UPDATE:2024.11.20
もともとコミュニケーションや自己表現が得意ではなかった私は、人前でパフォーマンスをすることに苦手意識を持っていました。接客に立つことができても、自信がなく「まだこれをやるのは早いかな」と思うことも多々ありました。しかし、パフォーマンスを繰り返していく中で、目の前のお客様の反応を直接感じ、自分の一生懸命なパフォーマンスに喜んでくださる表情や温かい言葉をいただくたびに、働くことの楽しさが少しずつ実感できるようになりました。
お客様を任される責任感は大きく、緊張もありますが、それ以上に「ありがとう」「おいしかったよ」「またお願いしたい」という言葉が何よりの励みになり、働く楽しさが倍増します。
UPDATE:2024.11.20
入社後、コロナ禍での休業という予想外の経験をしましたが、当社は多岐にわたる事業を展開しているからこそ、さまざまな仕事に携わる機会を得られました。ペンションやコテージといった店舗とは異なる環境で鉄板パフォーマンスを通じておもてなしをする経験は、環境の大切さや場に応じたパフォーマンスの工夫を学び、人生の幅が広がったと感じています。
また、お客様に合わせてパフォーマンスを行う中で、状況を見極めて柔軟にコミュニケーションを取る力が身につき、相手を理解する能力も向上したと思います。お客様との会話を通じて自分の視野が広がり、積極的に多方面での学びを得ることで、さらに人生の幅が広がっている実感があります。
UPDATE:2024.11.20