大工をしていた父の背中を見て育ち、自分も建設の仕事がしたいと専門学校に進学しました。建設・土木のへだてなく、現場での施工に従事したいと考えていたところ、親戚から滝口工務店を紹介されたことが入社の経緯です。当時のことはよく覚えていませんが、取引会社の人とも何度か一緒に仕事をするうちに顔なじみになり、気づけばいろんな人とコミュニケーションが図れるようになっていました。学生のみなさんの中には、社会人としてうまくやっていけるか不安な人もいると思いますが、気負わなくても何とかなるので大丈夫です。安心して、自分がやりたいと思う道に進んで下さいね。
UPDATE:2023.12.13
入社して最初に取り組んだのは、舞鶴市の水洗化計画に伴う下水道工事。その後、住宅など建築現場での大工仕事、公共の土木工事などを経験し、現在は建築・土木両方の現場施工に携わっています。建築は仕上がっていく過程を見る楽しさ、土木はダイナミックな躍動感など、それぞれの魅力がありますね。経験を重ねても新しい施工や最新の製品に出会ったときは、いつも新鮮な気持ちになり面白さを感じます。印象深いのは、今から10年ほど前に担当した、鉄塔の足元を土留めする工事。山中の現場まで約2キロの山道を一日3~4往復、40キロの工具や鋼材を担いで登ったことは忘れられません。大変でしたが今ではいい思い出です。
UPDATE:2023.12.13
地域密着の建設会社として、人々の暮らしや安全を守ることも私たちの仕事です。舞鶴は雪の多い地域であることから、冬期には府や市から委託を受けて、市内の各所に融雪剤を配布。今年はおよそ80か所に設置を行いました。近隣の府道においては散布の業務も請け負っており、気温が下がると散布機で出動。早朝は道路が凍結していることもあるため、安全第一で現場に向かっています。現在は散布も運転席での操作で行えますが、私が入社した頃は手作業だったため、当時の先輩たちは大変だったはず。これからも建設・土木の仕事を通して、地域の発展や安全に貢献できたらと思います。
UPDATE:2023.12.13