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2025.08.20 0
調理師を目指す学生の皆さん こんにちは! わらじやです! 私たちは、京都で、鰻を主に取り扱ってる和食料理店を営んでます! ・定番のうな丼を用いた「まむし御膳」 ・わさび醤油で食べる「白焼き」 ・鰻の筒切りと焼き葱、庄内麩や春雨が入ったお吸い物「うなべ」 ・鰻の白焼きと椎茸、牛蒡、人参、三つ葉、卵やお餅が入った名物の雑炊「うぞふすい」 など多彩な料理をご提供してます! 突然ですが、皆さんは鰻を調理したことはありますでしょうか・・・? おそらく多くの方にとって、中々馴染みのない食材かと思います。 ですが、鰻ってとても奥深くて、調理するのが楽しく、お客様も笑顔になってもらえる食材です! そこで鰻といえば、わらじや! という思いを持って 当店での鰻の調理風景を何回かに分けて、特別公開してます! まず今回はうなべに使う鰻の焼いてる動画です! 鰻にまつわる言葉で、「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」 等といいますが、当店では鰻の経験がない方でも、優しい先輩社員がサポート! ちょっとでも鰻を取り扱う調理師に興味を持ってもらいたいです! 是非、目で見て、興味あるな、面白そうだなと思ったら 企業訪問、会社説明会にご参加ください! [_01A9430.jpg] ご応募、お待ちしてます!
 
2025.04.13 0
京都・七条、三十三間堂のほとりに店を構える「わらじや」は、“うなべ”(うなぎ鍋)と“うぞふすい”(うなぎの雑炊)の専門店です。長きにわたりたくさんのお客様をお迎えし、心に残るひとときをお届けできるよう努めてまいりました。今回は、時代の流れに合わせて少しずつ姿を変えてきた、私たちの歩みと今の「わらじや」についてご紹介いたします。 [DSC_3438.jpg]   “気取らずに味わう「うなぎ料理」を考案” 「わらじや」という名の由来は、豊臣秀吉公が「方広寺」に参拝する際、私どもの店で草鞋(わらじ)を脱いで休まれていたことにさかのぼります。当時、店は「紀伊国屋」という名で、茶店として商いをしていたと伝えられています。   その後、時代の変化と共に、旅籠、茶屋、会席料理店と形を変えてまいりましたが、戦後の食糧難の時代(昭和26年頃)、当時の店主がうなぎのぶつ切りを使った雑炊「うぞふすい」を考案。以来「わらじや」は、“うなべ”と“うぞふすい”の専門店として、技術と心を受け継ぎながら現在に至っています。 [DSC_3284.jpg]   なお、1960年代にはすでにクレジットカード決済を導入していた記録があり、当時としては非常にハイカラで、時代の流れに敏感な店であったようです。     “一種類の「お決まり」から広がった多彩なスタイル” 三年ほど前まで、私たちの提供する料理は、鰻の鍋と雑炊のみの「お決まり」一本でした。鍋は二人前からの提供であったため、店の前でお一人のお客様同士が声をかけ合って、席をともにする光景も珍しくありませんでした。   時代とともに変わるお客様のニーズに対応し、現在では一人前の鍋や、抹茶から始まる茶懐石の流れを踏襲したコース、白焼きやうな丼を楽しめるメニューなど、多彩なスタイルでうなぎ料理をご提供しています。  [DSC_3500.jpg] コロナ禍以降は、もともとまかない料理として職人が考案した「まむし巻き」が、お持ち帰り商品として誕生。メディアでも紹介されるなど、当店の新たな看板メニューのひとつとなっています。     “和食の基本を学び、成長できる場所として” 「わらじや」では、国内外で幅広い経験を積んだ料理長のもと、専門店としての料理の技法に加え、確かな和食の基本技術を身につけることができます。また、社員やアルバイトという垣根なく、「やってみたい」という技術の習得やチャレンジを応援。コースの前菜などで、四季折々の素材を取り入れた一品を組み立てるなど、料理人としての創意工夫を発揮できる場面も少なくありません。 「わらじや」らしさである、柔軟に変化を続ける風土を受け継ぎ、若い料理人のみなさんが伸び伸びと活躍できるよう、今後も学びの環境を整えていきたいと思っています。  [DSC_3466.jpg] 変わらない味と記憶と共に、新しい価値をお客様に届けするために、私たちはこれからも挑戦を重ねていきます。 そんな私たちの姿に共感してくださる方と、未来の「わらじや」を築いていけることを楽しみにしています。