OUR PEOPLE / 社員紹介

調理師
相馬 涼介
  • 綾羽高等学校出身

独立開業の夢へのチャレンジ

子どものころ、親戚の店を手伝って中華鍋を振る父の姿に憧れて、自分も料理をしたいと思うようになりました。高校は食物調理科に進学し、調理師免許を取得。在学中、料亭でのアルバイトで繊細な盛り付けや飾り包丁の美しさに心が動き、卒業後は和食の料理人として12年ほど経験を積みました。
わらじやに入社したきっかけは、将来独立開業を視野に入れ、新しい技術を身につけたいと思ったからです。うなぎ料理は初めての経験だったことに加え、一般的な飲食店に比べて退勤時間が早く、自分の時間を確保しやすい点が決め手となりました。また、お店を見学した時の雰囲気が良く、連携が取りやすそうな厨房だなと感じたことも印象に残っています。

UPDATE:2025.04.13

うなぎの串打ちのスキル

入社後は、串打ちしたうなぎの下処理や食材の切りもの、盛り付けなどから担当し、現在は実際に串を打つ経験を積んでいます。皮と身の間を縫うようにして、串を動かしていく作業はとても繊細。力加減や角度によっては皮を貫通してしまったり、自分の指を刺してしまったりすることもあるので、毎回慎重に作業を進めています。技術の習得は簡単にはいきませんが、うなぎの鍋や雑炊といった珍しいメニューを手がけ、新たなスキルに挑むやりがいを得られるのは、この店ならでは。厨房の扉を開けたときにお客様と目が合い、「ごちそうさま」と声をかけてもらえる瞬間は、嬉しいですね。その一言だけで、毎日の努力が報われる気がします。

UPDATE:2025.04.13

風通しの良い環境が励みに

現在は3人の社員とアルバイトで厨房を回しています。私はその中で最年少ですが、年齢に関係なく意見が言いやすい雰囲気が魅力です。料理長が絶対、という過度な上下関係はなく、「こんなやり方はどうでしょう?」という提案など、日常の中で自然に会話ができますし、学びを兼ねた食事会や、アイデアを考える機会があることは、とてもありがたいなと感じています。お店の売上が特に良かった日は、特別手当が支給されるのも、家族的な配慮で嬉しいですね。さらに腕を磨き、お店に貢献しながら、将来は地元・京都の街で、自分の店を持てるように精進していきます。

UPDATE:2025.04.13

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