“従業員の負担を減らすために、ITや機械の力を借りる”
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「朝が早くて労働時間も長い」。そんなイメージをパン屋さんに持っている方がいらっしゃるかもしれません。パン屋の経営スタイルはさまざまですが、当社は技術の力を借りて、従業員の皆さんに「働きやすい」と思ってもらえるような環境づくりに力をいれています。
例えば、美味しいパンに必要な発酵の工程。人の目で注意深く発酵を見守る方法もありますが、当社ではこの工程に機械を導入しています。焼成予定時間から逆算して発酵を行い、発酵途中の温度切り替えも自動でできる機械を使えば、人は体を休められます。
また、DXも少しずつ進めているところです。数年前までの当社は、紙の売上日報への記入をはじめ、手作業がとても多かったのです。そういったアナログ部分をデジタルに置き換えることで組織の土台を強化し、従業員の皆さんの負担を減らしてきました。これからも働きやすさと土台強化に努めていきます。
“有給取得率を上げて、リフレッシュの機会を増やすことを推奨”
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当社の従業員さんの共通点は、優しくてまじめなところです。「『休むのが申し訳ない』と言って、有給をなかなか取ってくれない」と言えば、その優しさとまじめさの度合いも伝わりやすいのではないでしょうか。
社長である私が推奨しているのは、少なくともまず10日は有給を取って、思い切り羽を伸ばしてほしいということです。10日取得すると、残りの有給は10日ほど。この残りは、不意の病気や、家庭の事情といった緊急時のために取っておくと、もしもの際にも安心です。もちろん、体調管理を徹底して、20日間フルにリフレッシュ休暇に当ててもらうのも大歓迎。仕事とプライベート、両方の充実を目指しています。
“「しあわせ向上委員会」を設立し、従業員の皆さんと一緒により良い会社へ”
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会社をより良くするために、勉強会にも参加しています。それは、従業員の皆さんが会社にどの程度満足しているかを調査し、その結果に対してどのようなアクションを起こすかを考えるというもの。その勉強会に参加していたある会社の方から、「自社の社員さんにしあわせ向上委員会をつくってもらって、社内のいろいろな意見を集め、それをもとに改善活動をしている」というお話を聞きました。それに倣って、当社でも「ダイヤ版しあわせ向上委員会」を設立。従業員の皆さんが考える会社のゴールと、現実を整理し、そのギャップを埋めるためのアクションを進めています。近年のテーマは、残業の減少と有給取得率の向上で、これらは一定の成果を上げ始めています。今後も、従業員の皆さんの声を大切にしながら、より良い会社を目指して取り組みを続けていきます。