休みの日など、かつて現場があった道を車で走ると、とても誇らしい気持ちになります。この下に自分が手掛けた下水道が通っているんだな、ここのカーブは大変だったな、等々、思い出と共にいろんな気持ちが湧いてくるんです。完成後に再び中に入ることはまずないので、余計に感慨深く思うのかもしれません。
人々の暮らしに欠かせないライフラインを、たくさんの人と協力しながら進めていくこの仕事は、やればやるほど面白くなるように思います。今の目標は「この工種の仕事はぜひ君に任せたい」と現場を任せてもらえる技術者になること。外部の人からも「一緒に仕事をしたい」と言っていただけるよう、真面目に頑張ります。
UPDATE:2020.10.22
この仕事は常に新鮮で、今もまだまだ学ぶことばかり。技術や知識以外にも、仕事への姿勢や社会人としてのあり方など、周りからたくさんの刺激をいただいています。ある時は「仕事は何をするにもお金がかかってくる。それを忘れないように」と教えてもらいました。段取りが甘く作業員さんの手を空かせてしまえばタイムロスにつながりますし、材料不足があると作業に遅れが出たり余分な運搬費がかかったりします。今はコスト高になることを防ぐため、何でもよく考えて行動するよう意識していますが、自己採点ではまだ50点くらいでしょうか。これからも改善を重ね自身の成長・レベルアップにつなげていきます。
UPDATE:2020.10.19
初めて着工から竣工まで関わった現場は、高速道路インターチェンジ沿いの擁壁補強工事です。場所は茨木市で竣工まで19ヶ月ほどかかりました。土を盛り、崩れないようにコンクリート壁を積んでいくのですが、何もない場所に17mを超える高さの擁壁が積みあがっていく様子は圧巻。最後に道路の形ができあがった時はとても大きなものを造り上げたという達成感でいっぱいになりました。この工事では初めて経験する工種も多かったのですが、無事竣工できたのもベテランの技術者の方や先輩社員、協力業者のみなさんの協力のおかげ。早く自分が手掛けた道路を走りたい!開通が待ち遠しいです。
UPDATE:2020.10.19
大学では理工学部で機械を専攻。ゼミではコンピューターやロボット制作なども行っていました。就職活動で建設業界を視野に入れたのは、就職サイトで発見した大起工業の業務内容に関心を持ったからです。自分が生まれ育った高槻市のライフラインを守る仕事という点に魅かれ、採用面接を受けることにしました。当時、仕事内容についての知識はゼロでしたが、トンネルを掘削するシールドマシンや技術について学びたいという思いが強く、不安を感じることはなかったです。入社後はじめて現場を見た時は、想像以上のスケールの大きさに圧倒されましたね。丁寧な研修があり、業界未経験者の自分でも安心してスタートを切ることができました。
UPDATE:2020.10.10