OUR PEOPLE / 社員紹介

調理師
和田 海太
  • 御幸荘 花結び
  • 関西調理師学校出身

向井理に憧れて料理人の道へ

私が料理人を目指したのは、「ハングリー!」というフレンチシェフのドラマがきっかけです。当時高校3年生、夕方の再放送枠でこのドラマを知り、「俺もフレンチシェフになろう!」とスイッチが入りました。その後専門学校で様々な料理を学ぶにつれ、ソースの味付けに頼るフレンチ(あくまでも個人的な考えです)より、和食の奥深さに関心が向くように。せっかくなら一番厳しそうな日本料理で力をつけたいと考えるようになりました。
御幸荘には「有馬温泉の旅館?絶対厳しいに違いない、行っちゃえ!」という勢いで応募。面接では社長がつききりで案内して下さり「いつでもおいで」と、ひと言。気持ちを固めて入社を決意しました。

UPDATE:2021.08.19

自分は親方の子供と思っています

今はみそ汁や味付けの勉強をしています。5年でできる事は増えたものの、味についてはまだまだ経験不足。万人に合う味を探求することはとても難しいですが、ここまで来てようやく「日本料理を選んでよかったな」と思えるようになりました。自分の店を持つという夢にもリアリティが出て、毎日が充実しています。
親方は常に料理のことを考えている人。勉強熱心で料理長室は本だらけ。高額な料理本も、気に入ったページが一枚あれば購入するそうです。僕には到底真似ができません(笑) 毎日朝から調理場に入られていますし、聞けば何でも教えてくれる。この人について行こうと思える親方に出会たことが、自分にとっては何よりの幸運です。

UPDATE:2021.08.19

和食キャラを演じていました

日本料理は厳しいという思い込みのもと、初めは寡黙で真面目な和食キャラを演じていました(笑)。丸刈り、率先して走り回る… もともと自分は大阪天満の育ち。口から生まれた子と言われるような人間なんです。さすがにやりすぎて、90キロの体重が二カ月で65キロに。そのあと後輩が入ってきたんですが、なんと坊主じゃないんですよ(笑)そこでようやく、(ちょっと力抜こう)と気持ちが楽になりました。
猪突猛進できましたが、ある時親方に「自発的にやってきた者と、やってこなかった者では、山の裾野の大きさが違う。裾野が大きくないと山は大きくならない」と言っていただいたことが心の支えに。この言葉はずっと大切にしていきます。

UPDATE:2021.08.19

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