私には目標が二つあります。ひとつは協力業者さんの発展を支援すること。業者さんが潤えば職人の採用や育成に取り組むことができ、将来的な建設業界の人手不足に歯止めをかけることができるからです。管理の立場で自分にできることをしようと心がけています。
もう一つは資格の取得。30歳までに一級土木施工管理技士取得という目標は達成し、現在はコンクリート診断士と技術士(二次合格)を目指しています。技術士一次試験の際は、子供を寝かしつけてからの勉強で睡眠不足がつらかったです。能力的にも環境的にも、資格取得はできるだけ早い時期の挑戦がおすすめです。
UPDATE:2022.09.26
私は現場が大好きです。業者さんと団結して手がける現場はとにかく楽しい(終わる時はさみしい)。さらに自分のイメージ通りに工事が進むと、とても気持ちがいいです。
印象に残っているのは、柴原阪大前駅近くの水道本管布設時工事(水道管を土の中に埋める土木工事)です。配管が迷路のようになっていて、最初は少々怖じ気づいたのですが、考えに考え、図面を何度も書き直し、一年以上かけて無事完工することができました。誰もが難しいという現場だったようで、役所の方から「橋本さんが担当してくれて本当によかった」と言っていただいた時は、安堵感と達成感でいっぱいになりました。
UPDATE:2022.09.26
私が建設の仕事を志したのは、塗装業を営んでいた父の仕事に感銘を受けたからです。幼少のころ、母とお弁当をもって仕事現場を訪ねた際、大きな水門の塗装を手掛ける父の姿を見て“すごい仕事をしているんだな”と感動。その時の光景は今も胸に焼き付いています。
専門学校を卒業後、最初に就職した設備工事会社では水道工事に従事していました。4年半ほど経験を積み、二級土木施工管理技士の資格を取得したあと橋本建設へ転職。会社が水道工事に力を入れ始めた時期と重なり、自分のスキルが活かせると思い入社を決めました。
UPDATE:2022.09.26