■『施工管理』ってどんなイメージ?■
施工管理のやりがいとして挙げられるのは、
「建築土木などの規模の大きな現場でのモノづくりを、中心で動かせる」
「完成時の大きな達成感」。
この2つが代表的なやりがいイメージでしょう。
対して、ネガティブなイメージを持つ人も少なからずいるのではないでしょうか?
どんな風なネガティブイメージがあるのか。
AIチャットサービスで、代表的なネガティブイメージを質問してみたところ、以下のような回答がありました。
①労働時間が長い?
早朝から夜遅くまで現場対応があったり、繁忙期やトラブル発生時は休日出勤も発生しやすいイメージ。
②精神的にハード?
工期・予算・品質・安全のプレッシャーが同時にのしかかる上、現場で立場や意見の異なる人たちの間で調整役になるためストレスが多そう。
③上下関係が厳しい?
昔ながらの上下関係があり、若手にとっては「怒られることが多そう」という先入観がある。
④体力的にしんどい?
夏は暑く冬は寒いし、足場や階段の昇り降りや広い敷地の移動で体力を消耗するイメージ。
⑤予期せぬトラブルが多い?
資材の納期遅れ、天候による工程変更、設計変更などで予定が崩れて、計画通りに進まないことがストレスになりそう。
…果たして、これは全てあてはまるのでしょうか?
その疑問を、「鉄骨工事」を専門的に手掛ける株式会社出雲テックさんに、ぶつけてみました!
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>>>「出雲テック」は、こんな会社です<<<
株式会社出雲テックは、大阪市に本社を構え、1991年の設立以来、ビルや物流倉庫、工場など多様な建物の“根幹部分”ともいえる鉄骨の設計・製作・施工までを一貫して行う、少し特殊な建設会社です。
社員数は24名という小規模ながら、高い機動力で独自に築き上げてきた技術力・ノウハウを活かした鉄骨工事を提供。
この独自技術を継承していくために、建築系専門学校出身・新卒入社の若手をはじめとした後輩たちの育成に、20年勤務するベテラン社員をはじめとした先輩たちが積極的に取り組んでいます。
『顧客第一主義』『工務力』を重視し、エンジニアリング、鋼材調達、施工計画、現場管理までをワンストップで手掛けており、顧客の「ものづくり」を全面的に支援することを理念に、グループ全体で2兆5000億円超の売上高を誇る阪和興業グループの子会社として当社も少人数ながら昨年度の年商は46億円。安定基盤を構築しています。
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ネガティブなイメージは真実なのか?
出雲テックの実態をもとに検証!
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■業務分担で施工管理の負担減&業務効率化を実現!■
一般的に施工管理の業務領域は、「原価」「工程」「安全」「品質」全てに及びます。非常に幅が広いため、心身ともに負担が大きく、特に経験の浅い若手はプレッシャーとなることもしばしば。また、OJTでの指導があっても、覚えることが多すぎて混乱が生じたり、モチベーション低下につながりかねません。
さらに様々な現場を経験してこそ、スキルアップにつながる業界でありながら、全工程に携わっているとそれだけ期間が長くなり、経験できる現場数も限られてしまい、業務効率も成長効率も決してよくありません。そこで出雲テックでは施工管理の業務の“分業体制”を選択しました。
■コミュ力の「施工管理」×段取り力の「工務」■
出雲テックでは、施工現場の管理業務を行う業務を「工事課」、その他の業務を担うのは「工務課」で分担。工務課は現場経験の豊富な社員が担当。予算管理、職人や資材の手配などの前準備、図面チェックなど事務的・計画的業務を行います。その計画に基づいて、工事課の施工管理業務担当が実際に現場に足を運び、工程の進捗や図面通りに施工されているかをチェックしたり、現場の職人さんたちが工事を行う上の安全管理を行う…といった体制。
現場管理はしっかりと事前準備がされている中での業務のため、若手が主に担当。工事を担当する職人さんも長年同社と付き合いのある方も多いため、きちんと必要事項を伝えることができるコミュニケーションさえ取れれば、順調に工事を進めることが可能になっています。
■業務分担で、ネガティブイメージは全解決!■
この体制により、一般的に抱かれている施工管理のネガティブイメージはどう改善されているのでしょうか?
①労働時間が長い?
▶▶▶ 業務量が分担により減少したことで、労働時間も短縮!
②精神的にハード?
▶▶▶ ベテランの工務部スタッフが各種調整業務やお金(予算)を管理することで、プレッシャーも軽減。現場のみに集中できる!
③上下関係が厳しい?
▶▶▶ 長年継続的に付き合いのある職人さんばかりのため、若手が現場管理を担当すると、専門知識を積極的に教えてくれる。また、工務担当も現場経験を積み重ねて、現担当を担っているのでフォロー体制も万全。
④体力的にしんどい?
▶▶▶ 暑さ・寒さはある程度は仕方がないものの、防寒・防熱対策はある程度、作業服での対策でカバー。鉄骨工事ですが管理業務のため、重いものを運ぶ・持ち上げるということも無く体力的にラク。
⑤予期せぬトラブルが多い?
▶▶▶ 現場監督は基本的に事前に組まれたスケジュールに基づいて管理するため、比較的スムーズ。万が一、現場で解決できないトラブルが生じた場合は、工務担当などに対応を依頼できる。
上記のように、 適切に業務を分担することで、全てのネガティブイメージポイントが解決!同業から転職してきた中途入社者にも「他とは違うやり方に最初は戸惑ったものの、結果的にこの方がラクでした」と高評価だそうです。
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実情はどんな感じ?
“施工管理担当”“工務担当”
それぞれにインタビュー
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■<施工管理>いつも工務が支えてくれるという安心感!■
工事課/入社1年目 髙橋さん
私の場合、入社の経緯が少し特殊で、当社が工事に使用する鉄鋼資材を製作する、鉄工所に勤務していました。自分たちの手がけた鉄鋼資材がどのように使われているのか…という興味が沸き、その興味を活かせる仕事ということでご縁をいただき当社に入社。鉄鋼資材の知識はあったものの、現場施工管理は全くの未経験でした。
そんな経緯での入社なので、新卒者は2・3年は先輩の現場同行になるところが、数件の同行ののち、現在すでに現場を任せてもらっています。
とはいえ、まだまだ施工に関しては現場の職人さんたちから教えていただいている状態。また、工程管理も事前に工務で決めてくださっているスケジュールに沿っているかを確認する…といったもので、一人前にはほど遠い状態ですが、「工務の存在がなければ、現場は始まらない」と痛感しています。
私が施工管理としてやるべきことは、現場の職人さんとしっかりコミュニケーションをとって、その日その日の工程をどこまで進めていくか、ということや、何時に資材が届くということを把握して、受け入れ準備をする…といったことが中心。
イレギュラーがあっても、工務に報告・相談をすればすぐに対応してもらえるし、困ったこともいつでもアドバイスしてもらえるので、支えてもらってるという安心感が常にあります。
■<工務>現場で培った知識を、裏方としてフルに発揮■
工務課/入社8年目 重松さん
5年ほど現場での施工管理業務を経験し、昨年4月より工務部に異動になりました。工事部は現場での業務が大半でしたが、工務部は工事開始前の現場確認やフォローなどに足を運んだり、1・2日で終わる現場以外は基本社内業務。現場で職人さんたちとコミュニケーションを取るのが好きなもので、社内業務メインなのは少し寂しいですが、現場管理を通じて多くの職人さんと交流をしていたことが、工事の事前準備を行う今の工務の仕事にも、大いに役立っています。
工務担当は現場には足を運ばない分、同時進行で4~5物件を担当しています。工事開始前の物件に関しては、予算や工程の計画を立てたり、鉄鋼資材を鉄工所に依頼するなどの事前準備業務となりますが、現場がスタートしてからは各現場から送られてくる業務日報をもとに、現状把握と必要に応じた関係各所への対応をする…といった感じです。
以前はこれに加えて現場や鉄鋼資材の品質管理・チェックも行っていたのですが、昨年より「品質管理部」ができたので、かなり業務量が軽減されました。余裕ができた分、自分の経験や若手の工事部から求められたアドバイスや相談をもとに、新人育成マニュアルを作成中。2026年卒以降入社の新人さんには、このマニュアルを活用してもらえたらと思っています。
■一人で抱えなくていい分、時間的にも心身にも余裕が!■
[高橋さん]
入社から半年少しですが、もちろん知識や経験がある周りに頼ることもなくなるかと思いますけど、何よりも大事なのはコミュニケーションだと感じています。工務担当の方はもちろん、現場の職人さんたちが仕事をしやすいよう、環境づくりをするのが何より大切!わからないことは「わからない」とはっきりと言う方が、職人さんたちも教えてくれます。下手に知ったかぶりをする方が、悶々と自分の中で抱え込むことになってしまいますから。
また現場の監督業務に専念できるので、デスクワークがほとんど無く、基本的には定時に終われるのはうれしいですね。
[重松さん]
私の場合、前職が内装工事の施工管理だったんですが、残業はあって当たり前、現場掛け持ちも当たり前の環境にいたので、当社に同じ施工管理として転職し、1人1現場の現場管理のみの担当でしたので本当にラクになりました。当社では「トラブルは小さな火種のうちに消そう!」というスタイルですので、何か現場で問題があれば即私たち工務の人間に報告してもらえれば、すぐに対応します。
現場の職人さんたちが働きやすいよう、配慮するためには自分自身に余裕がないと難しいですから。当社はその余裕が持てる体制ですので、安心してチャレンジしてもらえる会社だと思います。
■こんな学生におススメしたい!■
耐震性重視の近年は、鉄骨工事で建物の基礎を作る工事がますます増えています。大手ゼネコンが携わる大規模工事を担当できるチャンスも豊富!
建設業界でいろいろな建築物に携わりたいけど、様々な面での“ストレス”や“働き方”に不安がある人こそ、一度出雲テックのドアをたたいてもらいたい!そんな心身の不安なく、存分に建物づくりを楽しむことができる環境が同社にはありますよ!
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結論!
すべての『施工管理』を
同じだと思うのはナンセンス!
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■“働きやすさ”“やりがい”を両立できる出雲テックならではの体制■
近年、施工管理技術者の“働き方”の改革・改善に着手する企業も多いですが、すでに以前より『分業制』を採択しており、この体制でのノウハウを完成させている出雲テック。
また、鉄骨工事専門の企業は数少ないこともあり、大規模なビルや駅舎、学校・大学、商業施設など、大手ゼネコン案件にも多数参加実績があり、今後も数多くの工事を予定しています。そんなやりがい&達成感の大きな仕事に携わりながらも、仕事の上でも極力負荷の少ない環境。これは出雲テックならではでしょう。
■定年までのキャリアステップの“見える化”を実現。目指す価値ある、新たな選択肢■
現場経験を積んだのち、その現場経験を踏まえて今度は“工務”というポジションで現場を支える内勤業務に従事できるため、将来の自身の体力に不安を感じる人も、長く安心して働ける環境。
実際に、施工管理として現場経験を積んだ頼れる先輩が、工務という次のステップで支えてくれるので、自身の将来の姿を重ね合わせることもできます。
そんなキャリアステップを垣間見ることができる、出雲テック。建設業界に憧れを持つ人にとって、新たな選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょう?