土木分野では主に全国各地の道路やダム、発電所、河川堤防などを対象に
様々な工事が行われています。
つまり働く場所や働き方に関して、一般企業とは大きく異なる点が出てきます。
その点、同社では一人ひとりの社員が安心して仕事に専念できて、
なおかつプライベートの時間もしっかり確保できる体制を完備していると、
同社代表の田中氏は語ります。
田中社長:
従業員が各現場に赴任した際には住居を宿舎として用意し、
家賃や水道光熱費はすべて、会社が負担しています。
またGW・夏季・年末年始のお休みに関しては、
実家などに戻ってゆっくりできるよう1週間~10日程度の長期休暇を設定。
さらに男性社員比率が高いこともあり、これまで育休や子の看護休暇に関しても
男性社員が複数名取得した実績があり、会社としても仕事と子育ての両立を支援しています。
そして
「社員が将来、どのように成長し、活躍できるのか?」という点に関しても、
多様なキャリアパスを用意することによって、一人ひとりの希望や理想をできる限り実現
できるようにサポートしているのも、同社の特徴。
例えば【重機オペレーター】から【施工管理】へのキャリアチェンジをはじめ、
これまでに多くの従業員が【重機オペレーター・施工管理】から【所長もしくは役員】というキャリアを歩んできています。
さらに注目すべきは将来、
希望次第では「会社を辞めてもいい」という経営スタンスを取っている点です。
その意図について、田中氏はこのように語ります。
田中社長:
正直、会社を辞めてもらうのは経営者としては大いに困るわけです(笑)。
しかし、それでも本人にとってより理想の人生を送れるのであれば、
最終的には応援したいというのが私の想いです。
特に土木の世界では専門技術や知識を習得すれば「地元に戻って独り立ちしたい」
というニーズが一定程度あるそうです。
そこで仮に辞めて独立したり、他の企業に転職したとしても、
これまで築いた「ネットワーク」を活かすことで、お互いに仕事を紹介したり、
工事現場をサポートし合うメリットも得られます。
田中社長:
実はこれまでに多くの人が、当社を辞めた後も再び入社しています。
外の世界に出てみて、当社の福利厚生制度や待遇などが
充実していることを実感して、戻ってくるケースが多いですね。
このような前例があるからこそ、業界内における「同社の働きやすさ」が改めて
証明されている、といえるかもしれません。