先日、購入した新しい測量機(3Dレーザースキャナー)の講習が本社で行われました。
3Dレーザースキャナーは、文字通り3Dスキャンしたデーター(点群データーと呼ばれる)を、専用ソフトで加工
することにより、設計図作成・設計照査・ICT施工などに活用できます。
大きなメリットとしては、広範囲を従来の測量方法に比べ短時間で測量できるので、測量にかかる日数や人員の
コストカットが挙げられます。
また、測量以外にも三次元データーを活用しICT建機と連携することでオペレーターの作業効率を上げ、手が
空いた分は、別の仕事を振り分けるられるなど効率面でも大いに期待ができます。
こんな測量機を持っているのは、測量の専門業者さんくらいで一般の土木会社でそうはありません。
今回は、現場の監督さんからの要望で導入しましたが、取り合いになる程大人気の自動追尾トータルステーションを
1台増やし、快速ナビ他、諸々合わせて費用は1千万近くになりました。
森髙建設では、施工管理の事務作業を減らすべくデジタル化を進め、残業を減らし休日を増やす努力をしています。
今回の3Dレーザースキャナー等の導入は、現場の負担を減らし働き方改革を推進するために必要な投資でした。
若手の皆さん、このような新しい機器の習得は、ベテランより若い人ほど早いものです。
普段は教わることの多い先輩社員と立場が逆転するチャンスです。
アナログ世代の先輩たちに、どんどん教えてあげて下さいね。