子供の頃から母のお菓子づくりを手伝い、食べた人に喜んでもらえることに幸せを感じたことが、パティシエを志すきっかけでした。就職活動ではパティスリーやホテルなどの進路を模索する中、GOKANの“日本の食材”を大切にするコンセプトや、開放感があり華やかな店内の様子に魅かれ、ここでお菓子を作りたいという気持ちが強まりました。入社前のクリスマス期間中に研修させていただいた際、苺の箱が自分の背ほども積まれているのを見たときは、本当に驚きましたね。新鮮な苺の香りが身体に染みつき、帰宅後も香っていたことが印象に残っています。
UPDATE:2024.12.14
最初は生ケーキを扱う部門に配属され、数年後に初めて仕込みのポジションを任されたときは、毎日悪戦苦闘の連続でした。その際、シェフがサポートに入ってくださり、どうしたらもっと美味しくできるかと試行錯誤を重ねたことは忘れられない思い出です。ベテランのシェフが一緒に良いものを作ろうと関わってくださったことが本当に嬉しく、パティシエとしての姿勢ややりがいを多く学ぶことができました。今もシェフには公私を問わず、何でも話してしまいます。信頼し尊敬する大先輩と仕事ができ、良き仲間に恵まれたことに感謝し、今後もスキルアップに励みたいと思っています。
UPDATE:2024.12.14
GOKANでは一定の技術を習得すれば、自由に商品提案できる文化があります。私がはじめて提案をしたのは入社3年目のとき。その後はサロンのデセールを担当する機会にも恵まれ、毎月新しいメニューを考えていました。過去の内容と被らないアイデアを出すのは本当に大変でしたが、自分の世界が広がったと感じています。また、毎年のイベント出店では、お客様の目の前でデセールを仕上げる機会があります。シェフがやりやすいように考えて動き、無事やり切った時は本当に爽快なんですよ。お客様の笑顔に心が満たされると同時に、自分はやっぱり忙しくしているほうがあっているな、と感じる瞬間でもあります。
UPDATE:2024.12.14