あまり手先が器用ではなかった私が、パティシエになると決めたのは高校生のとき。心配する親の反対を押し切って専門学校へ進学したので、「将来は家族が大好きなGOKANで働き、安心してもらおう」と思ったことが、当社を志望したきっかけです。また、就職活動を通して勤続年数の長い先輩が多いと知り、腰を据えて働ける環境があると感じたことも決め手となりました。入社後は生ケーキを扱う部門で、フルーツのカットや段取りなどから仕事を覚えていきました。4年目以降は第一アトリエに異動となり、現在は百貨店で販売する生ケーキの仕込みをはじめ、仕込み表の作成やスケジュール調整、後輩の指導・育成なども担当しています。
UPDATE:2024.12.14
3年目にシェフから新商品の提案機会をいただきました。当時はまだできないことも多かったのですが、背中を押してもらい、紫芋のモンブランに挑戦することにしました。モンブランの絞り上げがとても難しく、休日もひたすら練習を重ねた結果、シェフから「僕の次にきれいな出来栄えだね」とお褒めの言葉をいただき、本当に嬉しかったです。自分の努力に少し自信が持てた出来事でした。現在も定期的に商品提案をしていますが、試作の段階ではアドバイスに忠実に従うだけでなく、自分なりの工夫も積極的に提案することを大切にしています。失敗や試行錯誤を繰り返しながら、より良い仕事のスタイルを模索しています。
UPDATE:2024.12.14
入社前は漠然と「パティシエになればケーキが作れるようになる」と思っていましたが、実際に働き始めると現実の厳しさに直面しました。もともと不器用なこともあり、「長く続かないかも」と自分でも思っていたのですが、ここまで続けられたのは人と環境に恵まれたおかげと感謝しています。日々私の話を聞き、励ましてくれた先輩方のように、次は自分が後輩を支える存在になることが今の目標です。また、コツコツ努力を重ねてきた甲斐があり、技術面では製菓技能検定二級を取得できました。練習場所や材料の提供など、会社からも万全の応援をいただき、現在は一級取得に向けて準備を進めています。一人前のパティシエを目指して頑張ります!
UPDATE:2024.12.14