飲食の仕事が、とにかく楽しく頑張れる会社

2021.02.01 7
プルバンフードサービス株式会社の先輩と後輩が本音で語り合う「クロストーク」。

常務「山本 亮」× 津の田ミート ロアマネージャー「高橋 怜司」


ゼロからのスタート



高橋 怜司/高校卒業後フリーターから心機一転。知人の紹介でプルバンフードサービスに入社。調理経験ゼロながらコツコツと地道に努力する事で店長に抜擢。

山本:若いメンバーを見てると、入社したての頃の自分を思い出さない?

高橋:そうですね。僕も牛丼屋さんのバイト経験はありましたけど、調理経験ゼロで入社しましたから包丁も握った事なかったですし。

山本:俺も同じやったなあ。高橋くんより先に入社して、学んでて良かったよ(笑)。

高橋:包丁の握り方から、全部山本さんが教えてくれましたもんね。今でも感謝してます。

山本:「頑張りたい。絶対に上の立場になりたい」って、真剣に言ってたからな(笑)。でも、どうしてそう思ってたの?

高橋:高校卒業して24歳までフリーターしてたんですけど、「いつまでもコレじゃいけない」と思うようになって。もう「逃げずにやらなきゃ」って、焦ってたんですよね。 



山本 亮/父は創業者、兄が社長を務めるプルバンフードサービスに一般社員として入社。調理経験ゼロから負けん気と努力で這い上がった、実は苦労人。

高橋:でもプルバンフードサービスに入社できて、山本さんや他の店長、メンバーのみんなと出会えて良かったと思います。ライバル...というか、目標となる人が近くにいるのが、こんなに励みになると思わなかったので。

山本:それは確かにあるね。他の店長は飲食業界の経験を持っている人もいるけど、専門の勉強をしてこなかった事とかで引け目は感じなかった?

高橋:ありましたよ(笑)。でも山本さんに「腐らず、努力するしかない」って言われて、出来ない事やわからない事を教えてもらったり、みんな助けてくれるのが嬉しかったです。

山本:それは高橋くんが前向きやったからやで。上手くいかない事があると環境や人のせいにする人もいるけど、高橋くんは『出来ない自分』を受け入れて、努力したから。ゼロからでも人は成長できる...って証明したからな。

高橋:そ、そうですか。なんか照れますね(笑)。

山本:ゴメン。ちょっと持ち上げすぎた(笑)。

シアワセの選択肢



高橋:飲食の仕事をする人って、「将来独立したい」って考える事が多いと思うんですけど、僕を含めてプルバンフードサービスで働くみんなはちょっと違う考え方してますよね?

山本:そうやな。『会社を盛り上げたい』って言って、実際に行動してくれる人ばかりよな。ありがたいよ!

高橋:でも独立も魅力的な気もするんですけど?

山本:確かに会社の方針とかルールに縛られなくて済むからね。もちろん自分のチカラを試したいという人は、会社として応援もするよ。でも、飲食業界経験のあるメンバーは、独立して店や会社を”続ける”事の大変さを知ってるからね。

高橋:なるほどなぁ。考えたり、口で言うほど独立って簡単じゃないんですね。失敗する人も多いって聞きますもんね。

山本:だからプルバンフードサービスは、飲食人の将来に独立以外の「可能性」を提供したかったんよね。安心して、大好きな飲食の仕事が続けられるような。”上がっても一店舗の店長”じゃなく、会社経営に携わってもらえるくらいまで...もちろん、他にもまだまだ広がっていくと思うよ。



高橋:僕は今独身ですから「独立しよう」とチャレンジを考える事も出来るけど、結婚していたり、家族がいると「しっかり安定」というのも大事ですよね、確かに。

山本:そうやな。でも、同じ働くならチャレンジはしたいやん?だったらプルバンフードサービスの中で、その気持とか行動力を発揮してもらえたら本人のためにも、そして会社のためにもなるから...エエやろ?(笑)

高橋:そうですね。

山本:若いうちに独立したい...って思う人もいるけど、プルバンフードサービスで充分な経験や経営を学んでからでも遅くないと思うよ。それから独立支援制度を利用してもらったらいいし。

高橋:「しっかり考える時間がある」という事ですね!焦らなくても、じっくり勉強して、 研究する時間がある、と。

頑張ろう、と思える場所



山本:高橋くんはプルバンフードサービスの正社員になって良かった事は何?

高橋:仕事を任せてもらえるのが「早い」とか、パート/バイトのみんなも含めて「仲間」 と一緒に働ける事とか...あ、でも一番は「ずっと支えてくれた」事ですかね(笑)。

山本:ハハハハ(笑)。一生懸命頑「張り続ける人」は、どこの会社でも大事にされるよ。

高橋:言われた事をやってなかったり、遅刻したり...仕事での失敗は叱られましたけど、人として怒られた事は無かったですね。だから『しっかりしないと』って自覚を持てるようになりましたね。

山本:”出来るのにやらない/やってない”事しか注意しないからね、ウチは。失敗は誰にで もあるものだから、次にしないように考えたり、悩んだりする事が大事。だから必要以上に叱らないよう、心がけないと。

高橋:救われました(笑)。

山本:多かったもんな、ミス(笑)。



高橋:あと嬉しかったのは”社員想いの制度”がいっぱいある事。いろんな免許や資格を取らせてくれたり、クルマ買うのも会社が援助してくれたり...すごい手厚いな、と思います。

山本:普段頑張ってくれてる社員のみんなに「プルバンフードサービスで良かった」と思ってもらえるよう会社も努力してるからな。社長も言ってるけど、むやみに店を増やすより”みんなが良いお給料を貰える規模”を真剣に考える会社やから。

高橋:社員の幸せを考える、って他でも聞いた事ありますけど、本気で取り組んでる会社って、正直いって珍しいですよね?

山本:社員のみんながチカラを貸してくれないと、会社は大きくもなれないし、もっと有名になることもできない...だから、みんなが「頑張ろう、と思える場所」を作ろうと頑張るんよ。

高橋:俺も負けないように頑張らないと、ですね。

山本:これから入る新しい人たちの良い見本になってくれないと。頼むで!


――――――――――――――――――――
<仕事内容や募集情報の詳細はこちらから>

関連記事

2024.03.02 18
 “肉汁溢れるハンバーグ” が話題を呼び、大阪北摂エリアと兵庫エリアで圧倒的人気を誇る【和牛ハンバーグ・ステーキレストラン 津の田ミート】。   2010年7月に一号店がオープンしてから14年、毎年店舗を拡大しながら急速かつ堅実な成長を続けています。 [邏譚申DSC_2101.jpg] 今回は“津の田ミート”を運営する【プルバンフードサービス株式会社】の山本達也社長に、ご自身の「飲食人」としての歩みとこれからについてお話を伺いました。  “山本社長のバックボーン:サッカーに打ち込んだ十代 ” 小学生の頃からサッカー少年で、高校時代はプロからスカウトをいただいたこともあります。一方で(サッカーを究めた先には何があるんだろう)と、よく将来のことを考えていました。大学でもサッカーは続けましたが、“現役引退後の歩み方を、自分の姿で後輩に見せたい”との思いがあり、3回生のときに選手から監督兼マネージャーにポジションチェンジしたんです。また大学とは別で、地元・高槻に社会人チームも立ち上げました。本気でやったら高槻市の大会でリーグ優勝してしまったんですけど、一番いい時に終わるのがいいということで、その時点でチームは解散。当時から切り替えは早いタイプでした。 [image.png]   “商売への興味から、家業を継ぐことを決意 ” 創業者である父の姿を見て育ち、学生の頃から仕事の仕組みやお金の循環に関心を持っていました。今思えば、卒業後の進路を考えたとき、“商売をしたい”と考えたのは自然なことでしたね。サッカーという、トライと結果が循環する環境にいたことの影響も大きかったと思います。また“今あるものを受け継ぎ、さらに次世代につないでいく”ことに興味があったため、ゆくゆくは父の会社を継ごうと考えるようになりました。    “飲食人の原点を築いた修業時代 ” 卒業後は大手飲料企業のレストラン部門と、街場のイタリアンレストランで経験を積みました。料理におけるシステムとアナログ、双極を体験できたことはとても勉強になりましたし、イタリアンレストランはシェフが一人で営んでいる店だったので、料理の技術を身につける上ではまたとない環境だったと思います。徹底して、「教わるのではなく、自ら学べ」というスタイル(笑)。見て、真似て、お客さんにヒアリングして、時間を無駄にしたくなかったので、できることはやり尽くしました。飲食人としての自分のルーツは、この時の経験にあると思っています。    ““おいしそう、驚き、おいしい!”三拍子そろったハンバーグが誕生 ” プルバンフードサービスへの入社は、社会人3年目のとき。しばらくは立ち上がったばかりの洋食事業部を担当していましたが、次第に既存の経営方針と自分が目指すスタイルにギャップを感じるようになりました。ある日社長である父から「会社の冠だけ継いでも、中身が廃れたら続かない。自分の力でこの先何十年と世の中に求められる商品をつくれ」と言われたんです。    試行錯誤を重ねた末に辿り着いたのが、肉汁溢れるハンバーグ。毎日少しずつレシピを調整し、「この味でいこう!」と思えるまでに4年かかりましたが、そこから売り上げが一気に伸び、事業としての軌道に乗せることができました。現在は料理・サービスに加え、空間演出にも力を入れており、今後は五感で津の田ミートを楽しんでいただける店づくりを強化していきます。 [邏譚申DSC_2478.jpg]   “ゼロベースに挑む、ロールモデル店舗の立ち上げ ”  一号店の開業から年に一店舗のペースで出店を続けてきましたが、「人と会社の並行成長」を掲げる会社の基本理念に基づいて、今後も出店ありきの事業拡大は考えていません。手がけたいのは数よりも質。ゼロベースから店をつくるようなクリエイティブさを、社員一人一人が発揮できる環境をつくりたいと思っています。    改善を重ねたオペレーションは、たしかに負担が少なく、生産性もあがります。でも、各自が飲食人としてスペシャリストを目指すには、それだけではダメ。ゼロから1を生み出す経験や、自分にしかできないチャレンジに、もっと踏み込んでいく必要があるんです。    だから今年は、そのロールモデルとなるお店をつくる予定。そこでは私が陣頭指揮を執って、“こんなこともできるんだよ”という手本をみんなに示していきたいと思っています。今からとてもワクワクしています(笑)    [邏譚申DSC_2470.jpg] “今いるところから業界の常識を変える ” ゼロベースへの挑戦を後押しするのは、社員一人一人のキャリア・人生へのリスペクトがあるからです。津の田ミートのハンバーグをつくる、そこに+αを加えることで、自分だけの飲食人のキャリアができあがる。私はそれを最大に応援したいし、プルバンフードで過ごす時間が一人一人にとって価値あるものになるよう、できる限りのことをしたいと思っています。  たとえば、飲食人のセカンドキャリア形成は、業界全体においても大きな課題です。プルバンフードサービスではその課題へのアプローチとして、社内に異なるキャリアのフィールドを新設しました。ひとつは農業事業部、もうひとつはEC事業部、どちらも社会性・事業性のある取り組みにすることで、社員のセカンドキャリアやサードキャリアにつなげることができたらと考えています。短期間で効率的に仕組化するのではなく、これから20年かけて、みんなで一緒に創りあげていくのが理想ですね。   日本を変えるほどの力はないかもしれませんが、自分たちの活動圏内を変えることはできる。これからも一人一人のストーリーが輝く、そんな会社をつくっていきたいと思っています。 [image.png] “飲食業界での活躍を目指す学生さんに伝えたいこと ”   “この仕事が好きだ”“ここで働きたい”と思える道を選ぶことは大事だと思います。好きなことなら打ち込めますし、意欲的に取り組めば周囲からも必要とされる。そうやって自分の居場所を作ることができれば、仕事はさらに面白くなります。“スペシャルなハンバーグが作りたい!”とか“あの先輩みたいになりたい!とか、まずは自分が夢中になれるものに出会う努力から始めてみるといいですね。みつからなければ、”見つけるためにまずはやってみよう!“でもいい。自分のキャリアは自分でクリエイトしていく、そういう意気込みをもって自分だけのストーリーを描いていってください。いろんな”好きだ“”やりたい“を持ち寄って、これからの飲食業界を一緒に盛り上げていきましょう。 
 
2021.05.31 40
津の田ミートLODGEは高槻市の北部、高槻と摂津富田・茨木を結ぶ道沿いにあるロードサイド店。静かでロケーションの良い立地が人気で、遠方からわざわざ足を運んで下さるお客様もいらっしゃいます。そんなLODGE店が今年の5月にリニューアルオープン!なんでこの時期にリニューアル?何が新しくなったの? 気になる疑問にお答えします。 [IMG_4989.JPG] ●ハンバーグが大人気!でも、二時間待ちになってしまうことも・・・ 以前は一階がハンバーグ店、二階はベーカリーカフェとして営業していたのですが、ハンバーグを食しに来てくださるお客様が圧倒的に多くなったことから、二階でもハンバーグを提供できるようにしました。また、店内にはカウンター席を設置。全体的に席の間隔を広く取り、お客様同士が不安にならない距離間を作っています。 [210518_プルバンフードサービス-90.jpeg] ●ハンバーグだけじゃない!コンセプトは“毎日でも食べに行けるレストラン” レストランが少ないエリアということもあり、「毎日でも食べに行ける店」というコンセプトでメニューの見直しを実施。ハンバーグ専門店ではなく、窯焼きピッツァや津の田プリンなど多様な料理を提供することで、お客様にとって使い勝手の良い店となるよう工夫を凝らしました。   ●コロナ禍の今だからこそ、本当に価値あるものを届けたい 業界全体がとても落ち込んでいる今だからこそ、お客様への感謝を形にしたいと思っています。このような中でわざわざ足を運んでいただくのだから、「来てよかった!」「また来たい!」と思えるような価値を提供したい。スタッフ全員で知恵を絞りました。   風を感じられるテラス席、子供たちが走りまわることのできるガーデン、思わずSNSにアップしたくなる撮影スポット・・・ [IMG_5013.JPG]   おいしい食事だけでなく、わざわざ訪れたくなる付加価値を提供することが、私たちの考える新しいレストランのカタチ。コロナ禍で制約のある中だからこそ、お客様の喜びに敏感になることができたと感じています。   お客様に楽しんでいただくためには、まず、自分たちが楽しむこと。私たちはそのように考えています。スタッフが暗い顔をしていたら、おいしい料理も味気なく感じてしまう。一方でスタッフに活気があれば、料理にもそれ以上の価値を感じられる。 津の田ミートLODGE店をはじめとして、プルバンフードサービスはこれからも、レストランの新しい価値、新しい常識を創り出していきます。注目していてくださいね!
 
2021.01.07 37
“資格も、生活を豊かにするためにも会社が全力で応援します。” お金はとても大切なもの。しっかり頑張って、しっかり稼いで、しっかり自分のために使って欲しいから、プルバンフードサービスでは業務に必要なもの、生活を豊かにするものに対して出来る限りの支援を行っています。    ◆資格取得支援  私たちは調理師専門学校を卒業した方はもちろん、違う学校で学んだけど「やっぱり飲食の仕事がしたい」という方にも門戸を開いています。そんな方は2年以上の調理実務経験を経た後、調理師資格の受験ができるようになりますが、プルバンフードサービスはその受験料などをバックアップ。ぜひ自分への挑戦と考えて、制度を利用して資格を取得して下さい。    ◆自動車購入支援  休みの日に友達や家族、恋人と出かけたり、仕事においても配属外の他店への応援移動の際にクルマを使っていただく事があります。そこでこれからクルマを購入しよう、という方のために購入資金の一部を支援する制度を設けました。利用には勤続年数などの条件はありますが、車種・グレードなどは自分の好きなものを選べます(外車を購入したメンバーもいます)。 夢の実現の背中を押します/独立支援制度「旅立つ友にエールを送ります。」 店長以上の役職についているメンバー対象。長くプルバンフードサービスの発展、成長にチカラを貸してくれた仲間は、会社を卒業して旅立っても”仲間”である事は変わりません。だから旅立ちを大いに祝福し、また道は分かれてもお互い頑張ろう...という前向きな思いを込めて「独立支援制度」を用意しました。 飲食業界で働く人が憧れる『自分の店を持つこと』。プルバンフードサービスならその夢を具体的に描く事ができるんです。 [IMG_4989.JPG] <仕事内容や募集情報の詳細はこちらから>
 
2019.09.18 4
“メイン事業「津の田ミート」で活躍する上で取得必須の資格です。” 本気で仕事に取り組む上で目標があれば、励みになります。そこで当社ではメイン事業であるハンバーグレストラン「津の田ミート」で勤務するメンバーに自社内独自の資格「ハンバーグ職人」の取得を目指していただいています。    働いている期間や人間関係などは一切関係なく、あなたの実力を公平に見るための”本気モード”の資格ですから、先輩や上司にアドバイスを受けながら、本気で取り組んで下さい。    ※津の田ミート各店には「ハンバーグ職人」認定証を額に入れて、お客様に御覧いただける場所に掲示しています。  ̶̶