OUR PEOPLE / 社員紹介

スーシェフ
米田 武史
  • 調理部 レストランシャンボール スーシェフ
  • 辻調理師専門学校出身

幼い頃の匂いの記憶

実家が中華料理屋を営んでおり、幼い頃から料理は身近なものでした。隣にはフランス料理屋があり、中華とフレンチの香りが入り混じる環境で過ごした少年時代。やがて料理人を志すも、フランス料理店から漂っていた香草野菜を炒めるにおいが忘れられずフレンチの道に進みました。
リーガロイヤルホテルに入社したのは、大阪で一番大きなホテルでいろんな経験が積めると思ったからです。実は両親が新婚旅行の際に宿泊したホテルでもあり、子供の頃から「リーガロイヤルホテルは素晴らしいホテル」と聞かされていたことも決め手の一つになりました。現在はスーシェフとして、調理以外に人件費やコスト管理、若手育成などを任されています。

UPDATE:2022.03.01

上には上がいると実感したこと

入社後は宴会の冷製料理部門に配属。半年後に喫茶部門に異動になり、フレンチの基礎を教わりながらピラフやオムライスなどを作っていました。現在スーシェフとして活躍しているメンバーの多くがこの部門に集まっていて、競い合いながら切磋琢磨したことは良い思い出になっています。

 その後、配属されたレストランでは、初めての挫折を味わいました。正直、同世代の中でも自分はできる方だと思っていたのですが、シャンボールにはもっとできる人がたくさんいたんです。自分の力不足を突きつけられ、そこからより一層勉強をするようになりました。切磋琢磨しあえる仲間や色々なタイプのシェフの存在が成長の糧になったと思っています。

UPDATE:2022.03.01

全国規模の料理コンテストで優勝

リーガロイヤルホテルではさまざまな料理コンクールへの参加が推奨されています。上司に薦められて初めて挑戦した時は、社内予選で惨敗。「自分の実力を知ってもらいたかった」と言われてからは、積極的にコンテストに参加するようになりました。
33歳の時には「エスコフィエ・フランス料理コンクール」で優勝。決勝までの約一カ月間は、自身がリーガロイヤルホテル小倉のシェフになるなど目まぐるしい忙しさでしたが、結果を残すことができて嬉しかったです。その後も料理界のオリンピックと言われるコンクール、「ボキューズ・ドール」で第三位となり、日本代表として中国、フランスに遠征。今後も更に挑戦を続けて行きたいと思います。

UPDATE:2022.03.01

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