OUR PEOPLE / 社員紹介

施工管理
粟田 豪
  • 大阪市
  • 兵庫県立兵庫工業高等学校出身

CAREER STORY

入社から現在に至るまで。ポジション、役割、職務をご紹介。

面白そう、がはじまり

高校では建築の勉強をしていました。建てる方です。
解体工事のことは全く分かりませんでした。
建築の逆だろう、そっちの方が面白いかな、
と思ってこの仕事を始めました。

はじめのころは、重機に圧倒されましたね。
コンクリートをガリガリやっていて、「かっこええな」と。

今、手がけているのは、サッカースタジアムの解体です。
30m以上もある照明灯を、レッカー車でつって下からカットする。
「つり切り」という特殊な工法を使っています。

安全管理の責任者として、「絶対にけが人を出さないぞ」という気持ちで、日々現場を回っています。

動いて、学ぶ

僕は「自分で動く派」。
新人の頃は、職人さんが資材を手渡している間に入ったり、
何でも手伝ったりして、コミュニケーションをとるようにしていました。

現場をずっと見て回って危ないところを見つけたら、
上司に報告をする。
汗かいて「しんどいっすわー」ってやったら、
やっぱり職人さんって好いてくれるんですよね。

この仕事はコミュニケーションがとれないと始まらない。
元請けさんの要求を、かみ砕いて職人さんに伝える。
職人さんの立場で、元請けさんに交渉する。

そんなスキルは、仕事をしていく中で身につきました。

東京の大会場で表彰される

3年前、東京の新橋で、10階建てビルの解体を担当しました。
屋上に重機をのせて、壊していく工法です。

8ヶ月ほどで無事に作業は完了し、僕は大阪に戻りました。
ある日、東京支店から電話がかかってきたんです。
「粟田が優良職長として表彰される事に決まった!」

東京の大きな会場で、表彰状をもらって。
それはうれしかったですね。
いろんな新築業者が表彰される中で、解体業者が表彰されたので。
珍しいと思います。僕らのような仕事が表彰されるのは。

解体しないと新築は始まらない。
よく考えたら、そうですよね。

億単位のお金を動かす

働き続ける理由?
楽しいからですね。やりがいがあります。
大きい現場の責任者なら、100人くらいの人を動かしている。
お客さんと交渉しながら、何億円というお金をやりくりできる。

プレッシャーにはなりますよ。
だけど、仕事を完了した時は会社も評価してくれます。
頑張らないと、と思いますね。

この仕事は、危険できついこともあります。
でも、建っていたものがぱっとなくなって、
平地になったらスッキリする。

達成感はものすごくあります。
お客さんにもよくやった、とほめられる。
それが何よりうれしいですね。