現場監督として経験を積み、大工だった父の仕事を手伝う形で独立したのは、29歳のときでした。時はバブル崩壊直後。仕事はなく、営業の仕方もわからず、ただ「声がかかった仕事はすべて受ける」という覚悟だけを持ち、一つひとつの現場に向き合ってきました。誠心誠意、元請会社と互角の仕事を重ねる中で信用が生まれ、創業から10年目に法人化。以来、一度も赤字を出すことなく増収増益を続けており、現在では福岡市内を中心に、元請として常時10棟以上のマンション案件などを手がけています。
地元に根ざした建設会社で働く魅力は、自分の仕事が街の景色をつくっていくという実感を持てることです。福岡の街づくりに関わりながら、転勤の心配なく腰を据えて働けることも、大きな安心につながります。さらに、ゼロから完成までを自分の手でやり遂げる醍醐味や、頑張りがそのまま会社の成長や信頼につながる手応えは、地場の中小企業だからこそ味わえるやりがいです。
私たちはこれからも、仲間、お客様、取引業者様との“和”を大切に、誠実なものづくりを続けていく所存です。福岡の街をフィールドに、一緒に、まっすぐ頑張っていきましょう。
代表取締役 井口 誠一