お蕎麦は好きでも、つくることは初心者からのスタート。各店の店長、いろんな人がじっくり指導して下さったおかげで、何とかお客様に提供できる蕎麦を打てるようになりました。
蕎麦はとてもデリケートな食材。つくるときの気温や湿度、所要時間により、香りや触感が変化します。はじめは練習として、パートさんの賄い蕎麦を作っていたんですが、短く切れてしまうなど失敗は数知れず。楽しみにしていた食事が短い蕎麦だったら悲しいじゃないですか。申し訳なくて、(頑張ろう、頑張ろう)と思いながらやっていたことを覚えています。相手が誰であっても、最高のお蕎麦を食していただきたいという気持ちが私の仕事のモチベーションです。
UPDATE:2021.10.29
将来やりたいことが見つからなかった高校時代。それなら、小さい頃から好きだった料理を学んでみようと思い、日本料理のコースがある専門学校に進学しました。就職活動をするにあたり、自分は何が好きかな?と考えた際、思い浮かんだのがお蕎麦。お客さんと一対一で話しをすることも好きだったので、一般的な日本料理店よりお客さんの笑顔を間近に感じられる蕎麦屋もいいなと思いました。
守破離に入社したのは、お蕎麦のおいしさはもちろんのこと、店の雰囲気がすごく良かったからです。店構えや空間のつくりがおしゃれ、全体的にすごく活気があって、すぐにお店のファンになりました。
UPDATE:2021.10.26