当社のコーヒー樹は、沖縄の大自然の中のエシカルでサスティナブルな農園で徹底した栽培管理の下、無農薬で栽培されています。
昨今、コーヒーの大原産国ブラジルなどを襲った異常気象による生産量の減少に、歴史的な円安が追い打ちをかけ、コーヒー豆の高騰が止まらなくなっています。
また、為替相場の円安傾向継続、地球温暖化などの影響によって、2050年までに、コーヒー豆の栽培地が半減する影響もあり、厳しい環境が継続すると予測されており、新しい生産エリアを作り出すこと、安定供給のための早急な対応・対策が求められることが想定されます。
サステナビリティ食材※1へのこだわり
※1:サステナビリティ食材とは「環境」「社会」「経済」を考慮した食材
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際的な目標への活動に多くの人や企業が取り組む中、弊社では2018年より「小さなことからコツコツを」モットーにできることを実践してまいりました。その一環として、2020年よりBicerin OKINAWA COFFEE FARM Projectを始動しました。
実は近年、地球温暖化の影響で沖縄でも高品質のコーヒー豆が栽培できるようになってきています。沖縄産のコーヒー豆は豊かな香りと上品な味のバランスが特徴です。ただ、収穫量も限られるため世界的にもまだまだ希少であり高価なことで知られています。Bicerinでは沖縄のコーヒー豆の生産者と数年をかけて信頼関係を結び、提携先の農園にてハンドピックおよび天日干しの無農薬栽培の豆を丁寧にロースト。2022年よりBicerin OKINAWA COFFEEが世の中にデビューいたしました。
Bicerin OKINAWA COFFE FARMでは、高品質なコーヒー豆の魅力を国内外に広めるためにも農業に観光や教育の視点を取り入れ、コーヒー樹の植樹や選定作業、収穫や焙煎などの様々な工程を季節ごとに観光農園のアクティビティとして提供しています。
また、 沖縄でのコーヒー生産におけるBicerinの取り組みをBicerin顧客の皆様にも広く味わっていただくため、店舗で提供するコーヒー豆「Bicerin ORIGINAL BLEND」に、この度本プロジェクトにおける沖縄産コーヒー豆の配合を始めることとなりました。
また、2024年4月に開催された日米首脳会談において、バイデン大統領へのギフトとしてこの沖縄産100%のコーヒーが採用されました。各店舗でも同コーヒー豆の販売も行っており、大変好評を頂いています。
Bicerinではこれら国産コーヒー豆を世界に向けて発信していく『Bicerin OKINAWA COFEE PROJECT』を、一緒に盛り上げてくれるスタッフを募集しています。
コーヒー豆の栽培から携わってみたいバリスタ志望の方、国際的な競争力を持つ商品開発をしてみたい方、お客様の笑顔をのために日々頑張れる方、ぜひご一報ください。