店舗に届く、パン職人が丹精込めて作ったパンやサンドイッチ。これらのパンをお客様に届けるのが販売の仕事です。

【イートイン併設店の販売員の1日（例）】
①開店準備
　・イートインのテーブルを拭き、カップ、お水の用意をする
　・パンを陳列する（美味しさを引き立てる工夫も）
②営業スタート
　・接客、パンの販売（お急ぎの方、会話を楽しみたい方、お客様の気持ちに寄り添う接客を）
　・パンの補充
③閉店作業
　・レジ清算処理（1日の売り上げを確認）
　・清掃
※勤務時間に応じて①～③の業務を行ってもらいます。

お客様に気持ちよくお買い物をしてもらい、笑顔でお帰りいただく以外にも、販売員には大切な役目があります。それは、お客様のご意見をキャッチすること。お買い物中の会話には、新商品のヒントや当社への要望が隠れています。
難しくはありません。配属先の店長や先輩たちが、接客について基本から丁寧にお伝えしますので、ゆっくり学び、実践してもらえたらOKです。お客様との会話を楽しんでいれば、情報は向こうからやってくるもの。まずはパンの美味しさを伝えることから始めましょう。

販売員さんにお願いしているのは、お客様の気持ちを推しはかり、気持ちよくお買い物をするお手伝いです。お急ぎの方にはレジも包装も手早く行い、お話し好きな方にはパンの話題で盛り上がる。こうしたお客様に合わせたサービスで、笑顔のお客様をお見送りするところを目指していただきます。

学生時代にアルバイトで接客の楽しさを知った方や、もともと当社のパンが好きな方など、先輩たちが販売員を選んだきっかけも人それぞれ。接客に対する理解度もそれぞれですが、面倒見のよい先輩たちが教えるので心配はいりません。

ただ一つ、心に留めてほしいのが、「会社はチームだ」ということ。
誰かが風邪でお休みしたら、自分を含め元気な誰かがカバーする。そして、自分が体調不良でお休みしたら、カバーしてもらう。その支え合いを大事にしています。先輩の心からの教えは後輩たちに伝えていく。そういった仲間を思いやり、助け合う心があれば、技術はあとからいくらでも伸ばしていけます。

こうしたベーカリーチームの一員であることに誇りを持ち、地域の方はもちろん、観光のお客様にも喜んでいただける接客で、当社のパンをたくさんの人に届けてもらいたいです。