幼少期に新興住宅地に引っ越し、新しい住宅が次々と建築され、街が拡大していく様子をワクワクした気持ちで見ていたので、中学生の頃にはすでに建設業界に進みたいと思っていました。専門学校時代は実際に建物をつくっていく仕事に興味があったので、宮大工など職人の世界を目指していましたが、2級建築士の勉強をしている時に、「自分で設計したい」という気持ちが芽生えて方向転換。卒業後、施工図専門の図面屋に就職しました。数年勤めた後、一旦建設の仕事を離れましたが、何気なく参加した企業説明会でDOORDOのことを知り、設計も工事も手掛ける当社なら、自分で設計も施工管理もやりたいという夢を叶えられると思い転職しました。
UPDATE:2025.02.20
日々の仕事は8時から朝礼を行い、職人さんとその日の作業内容やスケジュールなどを確認します。その後は現場を巡回しながら各種作業の工程管理や図面通りに施工がなされているかのチェックを行い、現場写真を撮影したり、前職の経験を活かして施工図の作成を行なったりします。また、作業内容に合わせて職人さんの手配や資材の発注なども行います。現場が円滑に進むよう、また職人さんに最高のパフォーマンスを発揮してもらえるよう、常に数ヶ月先を見ながら完璧な準備を行うのが施工管理の仕事。新しい現場がスタートする場合は、現場事務所を設置したり、仮設水道の引き込みや仮設電源設置の手配なども行います。
UPDATE:2025.02.20
最も印象に残っている仕事は、入社してから2番目の現場です。11階建てのマンションで、基礎工事が完成した頃に配属になりました。マンションの構造を描いた躯体図や各部屋の床や壁、天井などの仕上げ材を示した仕上表の作成をすべて担当。自分の描いた図面通り工事が進むものもあれば、図面に不足点があって職人さんに作業内容がうまく伝わらず、工事がスムーズに進まないこともありましたが、自分なりにいろんな課題に気づけた現場だったと思います。自分が描いた図面が形になっていく様子を目の当たりにしたのも、自分が主体的に現場を動かしたことも初めてで、すごく大変ではありましたが、自分にとっては貴重な経験になりました。
UPDATE:2025.02.20