中川ショコラティエ コロンビアツアー研修レポートvol.01

2025.07.11 0
日本を出発してからおよそ45時間。
ようやく、目的地であるコロンビアの首都・ボゴタに到着しました!


空港では、カカオハンターの小方さん、
そしてシエラネバダ山脈のふもとの村から遥々やってきてくれた
アルアコ族のカカオ生産者・エルナンさんが迎えてくださいました。

エルナンさんとは私は初めましてでしたが
シェフは以前からのお知り合いで
2015年にはアルアコのカカオを使ったボンボンショコラや「The Lost Treasure 」失われたアルアコの秘宝-時を経て再び巡り会う運命のカカオの物語-という絵本も出版していますのでご興味ある方は調べてみて下さい。

エルナンさんは、私たちに会うために
バスで2.5時間 + 飛行機で1.5時間
もの長旅をしてきてくださったとのこと。
本当に感謝しかありません…!



まずは、手配していただいたホテルでシャワーを浴び、朝食を。

ビュッフェには、見たことのないフルーツや料理がずらり!
・パッションフルーツの仲間「グラナディージャ」
・ルロ、パパイヤなどの南国フルーツ
・グァバのジャムを練り込んだパン「Pan de azúcar」など…

どれも初めての味わいで、とてもおいしかったです。


朝食のあとは、午後のフライトまでの時間を使って、
エルナンさんが持ってきてくださった
アルアコ族のカカオ、チョコレート、はちみつなどをテイスティング!

同じテロワールで採れたハチミツには
シェフも大喜びまた新たなクリエイションのヒントになった様子。

その場で割ってくれたフレッシュなカカオや、
発酵・乾燥を終えたカカオを食べ比べさせていただきました。

エルナンさんたちが育てているのは、
アルアコ族が守ってきた在来種「ホワイトカカオ」。





ホワイトカカオとは?

名前だけ見ると「ホワイトチョコレート?」
と思われがちですが、全くの別物。

通常のカカオ豆は紫がかった色をしていますが、
ホワイトカカオは豆の中身が白っぽいのが特徴です。

これは、ポリフェノールやアントシアニンの含有量が少ないためで、
苦味や渋みが控えめ。とても繊細で軽やかな味わいになります。

発酵と乾燥を終えたカカオでも、
・ライチやバラのようなフローラルな香り
・はちみつやナッツのような複雑な甘み

が感じられる、まさに「幻のカカオ」と呼ばれるにふさわしい逸品でした。





楽しい時間はあっという間。
みんなで空港へ移動し、ここでエルナンさんとはお別れです。

次の目的地・トゥマコへ向かうため、ボゴタからカリを経由して移動。

カリでは、現地のカカオハンターズのスタッフ
オマールさんとエディさんが合流してくれました!

そして夕方、ようやくトゥマコに到着。

ここは海抜ほぼ0mの港町で、海鮮料理が絶品!
早速、現地のレストランでおいしい夕食をいただきました!




明日からはいよいよ、お待ちかねのカカオハンティングがスタートです!お楽しみに!

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2020.09.21 93
求める人物像 この人と仕事がしたいと思ったら、人数は決めずどんどん入れています。 自分のことだけでなく人のことを考えられる人を採用したいという思いが強くなっています。 教えられたことを自分の考えている基準をもって誠実にこなせる人は、 スキルアップして、能力があがると余裕が生まれます。 余裕がでてくると人のことを考えられるようになります。 教えられたことを、きっちりやらないと気が済まないような真面目な人がいいですね。 面接は、若い子も色々参加させて、みんなで正しく見たいという思いで面接しています。 面接にみんなで望むと先輩の勉強になりますから。 先輩の勉強の場を新人に見せてあげる場でもあります。全てに意味があります。 研修旅行はスペインバスク&フレンチバスクへ! 小山シェフの庭へのこだわり エスコヤマの庭には、専門の庭師、松下さんがいらっしゃいます。 小山シェフにとっては、お菓子でのおもてなしと同じに、庭でどうやってもてなすのか、というとこころにとてもこだわっています。 シェフはとにかく人を驚かせることが生きがいのようで、出てくるアイデアがユニークで 庭師の松下さんはいつも驚きながら形にしていくことを楽しんでいるのです。 例えば庭に鳥やクワガタを呼ぼうってことも真剣に議論します。 三田の本店に来たら、お菓子はもちろん、お庭もぜひ堪能してみてくださいね。 [show-3.jpg]
小山 進