OUR PEOPLE / 社員紹介

調理師
牧 定行
  • 創作中華 一之船入
  • 京都外大西高等学校出身

師匠の言葉を糧に今できることを

 自分の意見は可能な限り人に伝えるようにしています。言いたいことがある時は、オーナーにも直談判。うっぷん、提案、交渉、内容はさまざまですが、オーナーはどんな話にもちゃんと向き合ってくれる。以前は「自分はこれだけの仕事を回せているから、給料を上げて欲しい」と交渉したところ、聞き入れてもらえて嬉しかったです。
 人にいろいろ言われたり、むやみに頭を下げたり、そういうことは好きじゃない。言われないためには、自分にしかできない仕事をすることが大事。「自分のものにしたら、人に取られることはない。だからがんばれ」大好きな小籠包の師匠に言われた言葉を糧に、今、自分にできることをやっていこうと思っています。

UPDATE:2021.11.10

異論は多々あるけれど

 料理人の世界はハッキリ言って厳しいです。一品二品を一時間近くかけて作るのではなく、何分で何品作れるかという勝負の世界。叩き上げの文化もまだまだ根強く残っています。その中で生き残るためには、結果を出すしかない。僕はずっとそう思ってやってきました。たとえば、「3枚卸の魚を仕入れるより、一匹仕入れて自分で捌いたらコストが安いのでやらせてください」と提案して仕事を勝ち取ったこともあります。
 現場の働き方や環境はもっと改善されるべき。でも、何にも出来ない奴が主張だけするのはカッコ悪いじゃないですか。厳しくても、尊敬できて格好いい人にはついて行こうと思える。自分もそんな人になりたいです。

UPDATE:2021.11.03

夢の実現へ、世界最高峰の技を習得

 一流ホテルで中華の料理長を務める父のもと、幼い頃からいろんな料理を味わう機会に恵まれました。特に好きだったのは、グリーンピースの入ったチャーハンや醬油ベースの酢豚など、昔ながらの大衆中華。食にまつわる思い出は、楽しいものしかありません。
 そんな環境で育ったこともあり、学校卒業後は自然に料理の道に進みました。しかし、仕事としての料理の道は、自分の想像をはるかに超える厳しい世界。葛藤、悔しさ、一念発起、いろんなことがありましたが、人とチャンスに恵まれて今日に至っています。この三年は「魏飯夷堂 三条店」で、世界最高峰の点心技を習得。自分の店を持つ夢に向かい精進する毎日です。

UPDATE:2021.10.31

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