OUR PEOPLE / 社員紹介

調理師
村上 智弘
  • 創作中華 一之船入
  • 大阪産業大学出身

誰にでもチャンスがあります

 一之船入では二か月に一度、コースの内容を変更しています。月のはじめに、ホールスタッフを含めた全員で新しい料理を試食。みんなで意見を出し合って、より良いものにブラッシュアップしていきます。コースメニューはおもにオーナーシェフと料理長が考案しますが、アイデア出しや試作はだれでもチャレンジが可能なんですよ。私も二年目のとき、自分で考えた油淋鶏のタレをお昼の福コース(三品目)に採用していただきました。薬味とレモンでさっぱりさせた醤油ベース。「これ、うまいやん!コースで使おう」と言われた時は嬉しかったですね。
 最近は物販にも力を入れているので、みんなで商品開発のアイデアを話しあうことも多いです。

UPDATE:2021.11.14

鍋をふる腕の痛みさえ愛おしい

 私はもともと不器用なので、料理はゼロどころかマイナスからのスタートです(笑) 先輩に教えていただき、朝早く来て練習して、自分なりに努力してきました。仕事は大変なことばかりですが、それでも、「あんたの声聞きに来たで」「また絶対に来るわな」というお客様の声に触れると頑張れる。季節によりコース内容が変更すると、毎回初日に来てくださる方もいらっしゃるんですよ。お客様がお帰りになる際は、少しでも感謝の気持ちが伝わるようにと、私たち調理人も外に出てお見送りをしています。
 私たちの料理を楽しみにしてくれている人がいる。お客様の存在を思うと、鍋をふる腕の痛みさえ愛おしく感じます。

UPDATE:2021.11.09

台湾留学を機に料理の道へ

 経営者である父の姿を見て育ち、中学生の時から調理場の皿洗いや野菜の仕込みなどを手伝っていました。大学生まではゲームの企画会社で働きたいと思っていたのですが、語学留学をした台湾で料理への興味が湧き、帰国後(有)華都公司へ入社。台湾における、父・魏 禧之の影響力を肌で感じ、信頼の大きさを実感したことも、決意を固める要因となりました。
 はじめはホールからスタートし、その後(素材のことをもっと勉強したい)と調理場へ。京都の契約農家や生産者さんによる食材の素晴らしさを実感し、接客の際も自信をもってお料理の説明ができるようになりました。今は調理、接客、販売、催事担当など、幅広い業務を担当しています。

UPDATE:2021.10.30

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