創業者、先代社長の背中を見て育った私にとって、昔から土木の世界は身近なものでした。職人さんと食事をすることも日常的で、彼らが議論しながら課題を解決していた光景は今も脳裏に焼き付いています。卒業後は迷うことなく建設業界に入り、ゼネコンを経てコウヨウ土木に入社。現場に徹した若き日の思いはそのままに、「現場第一主義」で指揮を執る日々を送っています。
日本は自然災害の多い国です。真っ先に現場へ飛んでいき、ライフラインの復旧にあたるのは、私たち土木業に従事する者たち。また、不自由な生活道路しかない地域に、新しく道路や橋をつくり、生活の質を豊かにすることも土木の仕事です。若者の“土木離れ”は年々進んでいると言われていますが、「人々の命と暮らしを守る」土木の誇りとやりがいを、一人でも多くの人に知っていただきたいと思っています。
経済の先行きは不透明ですが、土木は時代がどう変わってもなくなることはありません。創業以来、この道一筋で邁進してきた私たちと一緒に、安心・安全な未来の街づくりをしていきませんか。ものづくりの楽しさとやりがい、社会に貢献する喜びを共に味わっていきましょう。
代表取締役 辻本 章人